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今日の不祥事
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文系の博士課程「進むと破滅」 ある女性研究者の自死
ttps://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190410-00000009-asahi-soci
大きな研究成果を上げ、将来を期待されていたにもかかわらず、多くの大学に就職を
断られて追い詰められた女性が、43歳で自ら命を絶った。
日本仏教を研究してきた西村玲(りょう)さんは、2016年2月に亡くなった。
04年に博士(文学)に。05年、月額45万円の奨励金が支給される日本学術振興会の
特別研究員に選ばれた。
実家で両親と暮らしながら研究に打ち込み、成果をまとめた初の著書が評価されて、
09年度に若手研究者が対象の賞を相次いで受賞。恩師は「ほとんど独壇場と言ってよい
成果を続々と挙げていた」と振り返る。
だが、特別研究員の任期は3年間。その後は経済的に苦しい日が続いた。
衣食住は両親が頼り。研究費は非常勤講師やアルバイトでまかなった。研究職に就こうと
20以上の大学に応募したが、返事はいつも「貴意に添えず」だった。読まれた形跡のない
応募書類が返ってきたこともあった。
安定した職がないまま、両親は老いていく。14年、苦境から抜け出そうと、ネットで知り合った
男性との結婚を決めた。だが同居生活はすぐに破綻。自らを責めて心を病んだ。離婚届を提出したその日に自死した。
父(81)は、「今日の大学が求めているのは知性ではなく、使いやすい労働力。玲は
そのことを認識していた」と語る。
90年代に国が進めた「大学院重点化」で、大学院生は急増した。ただ、大学教員のポストは増えず、
文科系学問の研究者はとりわけ厳しい立場に置かれている。首都圏大学非常勤講師組合の幹部は
「博士課程まで進んでしまうと、破滅の道。人材がドブに捨てられている」と語る。
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