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今日の不祥事
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入試採点ミス報告せず 奈良教育大、文科省が調査
ttp://www.daily-tohoku.co.jp/news/shakai/20140422/2014042201001656.html
奈良教育大（奈良市）教育学部音楽教育専修の２０１２年度入試後期日程で採点ミスがあったにもかかわらず、
大学が公表せず、文部科学省にも報告していなかったことが２２日、同大学への取材で分かった。合否への影響はないという。
奈良教育大によると、採点ミスがあったのは楽譜の読み方や書き方など音楽の基礎知識を問う科目「楽典」。
採点に使う正答例に誤りがあったのが原因で、全２６問のうち６問にミスがあった。
試験は１２年３月に行われ、配点はセンター試験５００点と楽典とピアノなどの実技５００点の計千点満点。
男女２３人が受験し、女性３人が合格した。
１２年９月に出版社からの問い合わせでミスが発覚。大学は同１２月に調査委員会を発足させたが、
学長は試験を作った音楽講座の教授らを口頭で注意し、公表や報告をしなかった。
問題を作成した教授らが採点時にミスに気付いたにもかかわらず、配点を勝手に変え、大学にも報告していなかったことも明らかにした。
同大学の生田周二副学長は２２日記者会見し「大学内部の誤りであり、合否に影響がないため公表を差し控えた。
不適切な対応があったことを深くおわびしたい」と謝罪。
文科省の大学入試室は「今後のミスを防ぐためにも報告するよう通知している。なぜ報告しなかったのか事実関係を確認している」と話している。
奈良教育大では同じ教授が担当した１２年度前期日程の楽典でも出題ミスがあり、公表していた。
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