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今日の不祥事

3767研究する名無しさん:2016/01/12(火) 13:19:12
学術論文:「再現性」の記述「ほぼすべてに欠陥」
米スタンフォード大などの研究チーム発表

 世界で発表された過去15年間の生物医学系の学術論文を抽出して調べたところ、同じ方法で
実験すれば同じ結果が得られる「再現性」を確認するための手法が十分に書かれていないなど、
ほぼすべてに欠陥があったとする分析結果を、米スタンフォード大などの研究チームがオンライ
ン科学誌プロス・バイオロジーに発表した。資金の提供元などに関する情報がない論文も多く、
論文のデータ改ざんや捏造(ねつぞう)の背景になっているとの指摘もある。
 研究チームは、2000〜14年に発表された生物医学系論文から441本を無作為に抽出。
そのうち実験データを伴う268本を精査したところ、再現実験に必要な全ての手順や条件を公
表している論文は1本だけだった。
 論文の図表類の基になる実験の生データを紹介している論文もゼロで、生データの取り寄せ方
法を示した論文も1本しかなかった。また、論文441本のうち51.7%で研究資金の出所の
記載がなく、69.2%は企業などとの利害関係を示す「利益相反」の有無を明示していなかっ
た。研究チームは、各論文の研究結果の真偽については検証していない。
 論文の再現性をめぐっては、研究不正が発覚したSTAP問題などをきっかけに、透明性や説
明責任が強く求められているが、詳細な実験情報を公開すれば後追いする研究が増えるため、研
究者は公開に積極的ではない背景がある。研究チームは「論文の透明性や再現性に対する科学界
の関心は増しており、それらの欠如は研究の価値を下げる」と指摘する。
ttp://mainichi.jp/articles/20160112/k00/00e/040/166000c




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