レス数が1スレッドの最大レス数(10000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
今日の不祥事
-
受講者増で給料アップ 大学教員に成果主義の波 2014年8月7日20時19分 朝日
教員が授業料を決め、受講者の数に応じて給料も決まる――。日本で唯一、オンライン配信だけで授業をする八洲(やしま)学園大(横浜市)のように、大学教員の給与が年功序列型から成果主義型に変わり始めている。国もこうした給与改革を国立大に迫っている。
■受講者増なら給料増
横浜・桜木町の八洲学園大キャンパス。学生が1人もいない教室で、「博物館経営論」を担当する秋吉正博教授(43)が小型カメラに向かって出欠を確認し始めた。「よろしくお願いします」。秋吉教授の手元にある画面に次々と受講生からのメッセージが届く。オンラインを通じた生中継の授業だ。
この講座は全15回で2万5千円。昨年度から授業料は教員が自由に決めるシステムとなった。おおむね1万2千〜2万5千円で、1〜4単位だ。図書館司書と学芸員の資格が取れる。教員の給与額は受講者数に応じて決まり、少なければ下がる。受講生を集められず、大学を去った教員もいるという。
和田公人理事長は「100人を相手にしても、少人数のゼミでも、教員の給料が同じという大学経営はおかしいと思っていた。公平で健全な競争がよりよい教育をつくる」と話す。
講座をいくつ取っても学費が同じ大学とは違い、学生は必要な分を「バラ買い」する。たとえば図書館司書を目指すなら、短大卒以上の資格と29単位の取得が必要だ。ほぼ全員が社会人で30代が多いというこの大学には、約千人が在籍する。わかりやすさが、学生獲得のかぎとなる。
オンライン講座では、教員が見られるパソコン画面上で、「学生の理解度」を示す数字が刻一刻と変化する。学生がボタンをクリックすると、理解度が5上昇。ボタン操作をしないと理解度は徐々に下がる仕組みだ。10分操作しないと「退席中」で欠席になる。
和田理事長は「教員は日々、『わかりやすい授業』へと内容を変えていく仕組み」と説明する。秋吉教授も「毎回の生徒の反応がすぐに分かる理にかなった受講システムだ」と話す。
2004年の開学以来、赤字経営が続いたが、人件費の削減と、インターネットを使った学習が一般化したことで、「収支がとんとんになった」という。
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板