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ホラーテラー作品群保管庫

1ほら:2014/06/03(火) 14:13:56 ID:j2Iwz4NM0
名作の宝庫だったので残したいと思います

2名無しさん:2014/06/03(火) 14:15:13 ID:j2Iwz4NM0
雪山とビデオテープ

テレビ番組の制作会社でバイトしてた時に聞いた話。

俺がその会社に入る前に仕事中に死んだ人がいるって噂を聞いたんだけど、
普段はタブーで絶対誰も教えてくれなかった。
で、結局俺が会社やめる事になって送別会開いてくれた時、ようやく話してくれたんだ。

当時もその会社、たいした仕事が取れなくてぱっとしなかったんだけど、
その事件があった年は、社長が投資でハマッて会社の金とかも使い込んだらしく、
会社が潰れるかもしれないって状況だったらしい。
2ヶ月くらいまともな仕事取れてない。
そんな中、営業の人がやっと取ってこれたのが『雪山の観測ビデオ』の仕事。
普段だったら、そういうのは予算もかかるし、ギャラ払って専門のチーム呼ばなきゃいけないから当然断る。
ノウハウとかないしね。
でも、その時はどうしても現金が欲しかったのもあって、受けちゃったんだって。
みんな会社が潰れるかもって必死だったから、
学生時代に山岳部だったY田さんとM岡さんが、
「大丈夫ですよ。冬のアルプスにだって登ったことあるんですから」
って社長にOK出させて、ろくに準備もせずに現地に入った。

でも、山に入った予定の日から現地の天気は最悪で連絡も取れない、
帰って来る予定の日になっても連絡は途絶えたまま。
当然大騒ぎになって、警察に連絡したり現地まで行って捜索隊に依頼したりしてたとき、
急に東京のオフィスにM岡さんだけが帰ってきたんだって。
当然「Y田は?」って聞いたらしいんだけど、M岡さんは全然要領を得ない。
っていうか何か様子がおかしくて、病院に連れてったらしい。

その時いた先輩が、M岡さんを病院に連れて行って帰ってきた時、
上着とか色々預かってたものの中に撮影済みのビデオテープを見つけて、数人で会社のモニターで見たんだって。
それにはこんな内容が映ってたらしい。
「今、××山脈のどこかの山小屋にいます。もう4日もここにいることになります。
 私は×××制作のM岡と言います。バディのY田は、ここに着くまでの怪我で昨日死にました。
 おかしな事がおこっています。
 私は昨日、Y田をこの小屋の外に埋葬しました。
 ところが今朝浅い眠りから眼が覚めると、隣にY田の死体がありました。
 何を言っているのかお分かりでしょうか?私にもよく分かっていません。
 さっき、私はまたY田を埋めてきました。
 何かおかしな事がおこっています」
そして、M岡さんはそう言ったあと、カメラをいじって小屋の隅でうずくまってしまったそうだ。
カメラはよく植物の成長を撮る時に使うコマ送り録画にされたみたいで、淡々と1分置の映像が映されてたらしい。
そのままずっと映像が変わらなかったんで、みんなは早送りして見てたらしいんだけど、
M岡さんが完全に寝きってから2時間たったころ、そこに映ってたのは、
Y田さんの死体を掘り起こしてたM岡さんだった。

その映像を警察に届けて、Y田さんの死体は発見されたんだけど、死後かなりの損傷があったみたいで、
一緒に小屋で発見されたノートには、
『何度もよみがえって俺を呪い殺そうとしてる。今度こそ絶対戻ってくれなくしてやる。』って書いてあったらしい。

M岡さんは心身喪失で逮捕はされず、今も入院している。

3名無しさん:2014/06/03(火) 14:15:57 ID:j2Iwz4NM0
「終電にて」

去年の調度今頃、忘年会シーズンのときです。
その日は私の会社の忘年会で、終電に乗った時でした。
帰宅ラッシュとは逆方向だったんで、車内はガラガラ。
しばらくしたら、車両に私とくたびれたサラリーマンの二人だけになった。
そのサラリーマンは、私から一番離れた両端のシートに座って居眠りしていた。相当疲れてるか、酔っ払ってたんだろう。
私もちょっと眠かったから目を閉じた。
5〜6秒経ってふと目を開けると、サラリーマンがシート一列分だけ私のほうに移動してるように思えた。
特に気になることもなかったので、私はまた目を閉じた。
数秒後、なにか嫌な感じがして、目を開いた。
今度はさらに一列こっちの方へ移動してた。
スリでもやらかしたらとっ捕まえて駅員に引き渡してやろうと思い、俺は半目を開けて寝たフリをしてみた。
案の定、サラリーマンは俺が目を閉じたのを確認して立ち上がった。
こっちへ来るか?と思ったが、そうじゃなかった。
サラリーマンは、そのまま車両の真ん中でクルクル回り始めたんだ。
そして、回りながら、
「騙されないぞ〜騙されないぞ〜狸寝入りなんかに騙されないぞ〜」ってつぶやき始めた。
さすがに怖くなって、そのまま寝たフリをし続けて、次の停車駅で逃げるように電車を降りた。
サラリーマンは追っては来なかった。

それ以来、終電には乗らないようにしてます。


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