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雑談スレ

503倉田山名無しさん:2009/06/13(土) 14:07:25 ID:iBDFfPvc
伊勢の神宮は一般的には「お伊勢さま」「大神宮さま」と呼ばれていますが、正式には「神宮」と称し、我々日本人の心のふるさととして古くから親しまれて参りました。
 「伊勢の神宮」とは、天照大御神を祀る皇大神宮(内宮)と豊受大御神を祀る豊受大神宮(外宮)の両宮をはじめとして、別宮・摂社・末社・所管社合わせて百二十五社を総称していいます。その中でも内宮の御祭神である天照大御神は皇室の御祖神として貴い御存在であるとともに、常に我々国民をお守りくださっている日本の総氏神様であり、全国で約八万社ある神社の中でもその根本となるお社です。しかし、神社の場合、寺院などに見られるような本山末寺といった上下の地位を表す関係はありません。神道の祝詞の中で古い形態をのこす「大祓詞」の内容は、八百万の神々が集まり、話し合いを重ねた結果、皇孫に豊葦原の瑞穂の国(日本の国)を安らかな国として治めるようにと御委任なされたことが記され、天孫降臨に際して国つ神である大国主神が天照大御神の御子孫に国を譲り渡したように、多くの神々との関係においても、それぞれの神々の立場が尊重され、話し合いの精神を以て諸事が決せられていたことが分かります。こうした考え方は現在の私達にも受け継がれている我が国の美風ともいうべきことです。
 この神々の関係は神社についても同様にいえることで、現在、全国の神社の多くは神社本庁のもと、各神社ごとにそれぞれの神々を祀り、お祭りが厳粛におこなわれるようにつとめており、神社界全体としては伊勢の神宮をはじめ、全国の神社の振興を図るための諸活動がなされています。このとこからも、伊勢の神宮を格別なる御存在として神社本庁が特に本宗と仰いでいるのは、全国神社の総意に基づくことといえます。


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