塾高吹奏楽部について語る～スレ。。

37：35：2002/09/13(金) 23:33: everfreeもいいと思うぞ。
個人的には↓のフレーズが好き。
黒い列並べずにはみ出して顔上げた　いつか見た空を想った
「黒い列」は人間の頭の列のこと。ここでは、人間が普通、人生で辿る道筋を示したものではないか。若い頃は、自分の理想に忠実に生きたいと思っていても、年をとるにつれて、たとえ自分の理想に反する生き方をしていたとしても、「世の中こんなものだ」とどこかで自分を納得させてしまうのではないか。しかし、浜崎あゆみにはそれが出来なかった。どんなに自分の理想と、世間一般での彼女へのイメージとのギャップに悩まされながらも、自分の理想を追求したいと思ったのだ。それが、「顔を上げた」という言葉で象徴されている。主語は「ayu」。ここでは「ayu」の行為が描かれている。『BOOK「A」』にはこう書かれている。「みんなで並ぶ時にはいつもひとりだけはみ出てた。なんか並びたくなくて。」周りに合わせることが出来ない、自分の心の欲するところをしたいという浜崎あゆみの願いである。
「いつか」は過去の出来事を指す。「空」は「ayu」と「浜崎あゆみ」が共に目指した理想の象徴。「ayu」が「ayu」と「浜崎あゆみ」が共に駆け抜けた時代を振り返っているのである。

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