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愛国者
33
:
ハンドル付けて下さい
:2006/06/17(土) 05:50:00
密教の加持作法とか御次第という御唱えや観想の順番があります。
マハ・ラジャー(大王・藩王・土侯国の王)の
ハーレム(後宮)で夜伽(遊び女との寝室儀式)の順番みたいな物で
まず、結界を張ります。虎ロープで立ち入り禁止って奴です。
そいつは金剛力という黒くてデカイ体の衛兵(警備員)がします。
これが、密教の最初の不動明王が仏様の内陣の周辺をボディーガードする
真言とイメージを思い浮かべる(観想)する事です。
次に天幕を張ります。
木に登って2人の世界に入っているのをノゾキをするマニアから守るためです。
これも密教の次の作法で、
明王と天女が幕を張って、覆いを張る真言を唱えイメージします。
次に大王様の好きそうなお供え物と清める作法儀式をしますが
それも密教の真言で進物のイメージの観想をし・・・
そして大王様ではなく、供養・祈願対象の神仏に願い事を申し上げて
お願いの真言を、太鼓やシンバルン(にょうはち)や鐘などで
おだて・ほめ殺し・おねだりし続けます。
後始末に、ちゃんと結界を解く、天幕やロープはずし
までするイメージ観想と真言を唱え、加持祈祷の儀式が終了
という物です。これが密教の加持作法です。
そういう事からすると、ぜんぜん、禅宗や日蓮宗や浄土真宗は
同じ仏教というのに、感覚やイメージが違うという事になります。
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