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気分はハワード・カーター 古代エジプト美術館はいかが?
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:
Studio KODAI
:2011/12/24(土) 14:50:46
渋谷駅、ハチ公前から徒歩五分。「古代エジプト美術館」へ行ってまいりました。
西武百貨店の並び、神南郵便局の向かいに、うっかり行き過ぎてしまいそうなビルの八階に、その小さな美術館があります。
入り口では、アラレちゃんのようなメガネの可愛い女子が受け付けてくれます。まずはビデオで古代エジプト三千年を五分で(!めたくそ駆け足)見せられます。
今回のお目当ては(すごーく地味ですが)特別展示「土器大集合!!エジプト展〜ピラミッド以前の文明とは〜」。入り口の応接間のような仕様の部屋にも展示品が少し飾ってあるので、アラレちゃんならぬ受付嬢が丁寧に説明してくれます。
次の部屋に進むときに、懐中電灯を渡されます。部屋は薄暗いですが、展示品は適宜懐中電灯で照らして観てよいようです。こちらでも、「古代エジプト大好き」と顔に書いてあるステキなお姉さんがナビゲーターとなって入館者を案内してくれます。
最後の、奥の部屋は、入館者が順路に従って探検できる趣向です。ここには、隠し扉がいくつも作ってあって、蓋をまくってコッソリ見るほうが良いモノがいくつも隠されています。…発掘者って、こういう気分なのかなあ――という疑似体験が味わえます。
探検部屋から元の部屋に戻ると、「古代エジプト大好き」お姉さんが、コレクター菊川氏のTV出演記念ビデオのスイッチをオンにして待っていてくれます。菊川氏のヲタクぶりが微笑ましいビデオです。
この「古代エジプト美術館」に現在何が展示されているのか知りたいだけであれば、ウェブサイトを見れば十分です。けれども、ウェブサイトで見るのと、実際に美術館へ足を運んで実物に対面するのとでは、やはり何かが大きく違うと思いました。
入館料が1500円とお高く、開館日が金・土・日・祝日の午後だけというのが、いささか苦しい美術館ですが、体感型アトラクション的な趣向を凝らした新感覚の美術館だと思います。特別展示の内容にもよりますが、多少の興味がある人にとっては、一見の価値があります。(ある意味、ディ○゛ニーランドのような感じ?)
私は「ジェド王の名前の記された壺」に感動しました。ピラミッドさえ作られていなかった太古の王の時代に造られた小さな壺。最も古いタイプの王名を示す「セレク」に囲まれた素朴な筆致のヒエログリフに、質の悪そうな釉薬。でも完全な形を保った一品。どうやってそういう古いものが残っていたんだろう。(どう説明すればいいのか――とにかくすごい。)そんなものが、この日本にあったのか…! をををを(雄叫び)。
「土器大集合! エジプト展〜ピラミッド以前の文明とは〜」開催期間 2011年12月9日(金)〜2012年2月26日(日)、(年末年始12月30日(金)〜1月6日(金)は休館)
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