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尼門跡寺院の世界

1紋章官:2009/04/18(土) 21:12:29
海賊展に続き、また珍しいものが。それが上野の東京芸術大学にて6月14日まで
行われる尼門跡寺院の世界展。
門跡というのは皇族の親王や宮家からなりますが、当然女宮の場合もある。
その女宮たちが尼門跡。その尼門跡寺院の世界を紹介する展示会です。
また珍しい内容で、やっぱり見逃せません。上野は阿修羅展とルーブル展、
それに宝石のカルティエ展(かけもちで3つまわるとつらい〜)と盛りだくさん
ですが、ここもすぐそばなので見に行ってみては?
ちなみに芸大美術館のレストランもお洒落です。いつも混んでますけど。

2StudioKODAI:2009/05/28(木) 18:24:58
「阿修羅展」を見ようと思ったら「ただいま40分待ちです」とか言われて諦めました。
それに比べて、こちら「尼門跡寺院の世界」は、東京藝術大学美術館という場所のせいか、すんなり入れて、ゆっくり鑑賞できました。
静かなたたずまいの寺院の写真、尼君たちの肖像画、旅行の際に厨子で運ばれて日々拝まれたと思われる小さな仏像、由緒ある家柄の家紋入りの漆塗りのお道具など、など…。けっこう見ごたえありました。
観覧順路の中でも、いきなり「ここは篤姫のお部屋?」みたいな等身大の豪華な襖絵のある書院が造ってあったり、宮様の礼服(薔薇模様に金糸の刺繍のドレスですよっ、ドレス!)が立ててあったり、源氏物語すごろくが広げてあったりと、展示物の多彩な選択や、見せ方にも工夫がされていて、ほんとうに興味深い展覧会でした。
私の一番気に入ったのは、舞楽のカルタかな。珍しいうえに絵が綺麗でした。あと、お雛道具のなかの「飾り棚」…お雛様の「飾り棚」ですよ。飾り物や盆栽や置物など、すべてミニチュアだけど、彫金細工や陶器や蒔絵はみんな本物なのです。なんて贅沢なこと!
もとは高貴な家に生まれた尼君たちの無聊を慰めるためでしょうか、さすがに「いい物持ってますねえ〜」とため息の出るような物ばかりでした。
しかし、いくら贅沢な物品を持たされたところで、やはり尼寺に入って修行三昧の日々とは、おいたわしいことです。私自身は、むしろ、現代の庶民に生まれてほんとうにシアワセだと実感いたしました。
最後になりましたが、紋章官さま、面白い展覧会のご紹介どうもありがとうございました。


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