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エドワードの錬金術による自己再生について

26【管理人】アイオーン・アブラクサス★:2012/08/01(水) 22:55:10 ID:???0
『マタイによる福音書』の三つの贈り物(黄金・乳香・没薬)から考える
黄金錬成=超人錬成と等価交換。

黄金(世界の王)、乳香(神・霊的存在)、没薬(肉体=死すべきもの=人間)
ユングの『結合の神秘』にもあるように、黄金は神的な魂ないし霊(プネウマ)を
肉体の捕縛から解き放つことによってしか生じ得ない。肉体=世界(この世)で
あり、クリュソポエイア(黄金錬成)は物質的プロセスと並行して進行するところ
の、物質的プロセスに依存しない作業である。そこにおいて生ずる道徳的・精
神的変容は、物質的処理のプロセスに依存していないばかりか、そのプロセ
スをひき起こす動力因である。初言その中に囚われていた魂と肉の衣で覆わ
れていた神的な霊とが、物質的不完全さを超克し、最も高貴な物質である黄金
を身にまとう。文字通り超人は「世界の王」となり、肉体=世界はその物質的不
完全さ=「死すべきもの」を超克し、神・霊的存在と同じ不死性を獲得する。
世界の王=神・霊的存在=肉体=世界という「等価交換」=「自己実現」。


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