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脳ホログラム説(ホログラフィ理論)
1
:
【管理人】アイオーン・アブラクサス★
:2009/08/15(土) 11:44:43 ID:???0
これは、かつて博士とチャットしていたときに少しだけ話をしたこととして覚えている
ことですが、確か、ニーチェが「事実などは存在しない、在るのは解釈のみ」といって
いるアフォリズムとの関連で、ホログラフィ理論と併せた考えを述べられていませんで
したっけ?最近このことが気になっているのは、ヴァイツゼッカーの『ゲシュタルトク
ライス』とか、丸山が自身の理論に組み込んでいるベルクソンの物質と記憶についての
考え方がかなり接点ありそうだと思ったからなんですが、ホログラフィ理論との関連で
語っている良書などはないでしょうかね。
2
:
極東博士
:2009/09/02(水) 22:40:36 ID:G6iz/z3k0
ある意味での胡蝶の夢ですね。
ハードウェア的に見れば、人間の網膜に映った映像は上下逆転していますので、
脳がそれをいわばソフトウェア的に変換して正立像と認識させています。
これを大きく拡大解釈したものがホログラフィ理論なんでしょうが、私が
ホログラフィ理論に興味を持ったのは、最近の物理学で世界は幾何学的三次元
世界ではなく、二次元のホログラフィ映像だという理論です。
そうした参考書でこれといったものは、ないんじゃないでしょうか。
マイケル・タルボット『投影された宇宙―ホログラフィック・ユニヴァースへの招待』は
以前、話題に出ましたゼブ・ベン・シモン ハレヴィ のインチキ・カバラ本並でしたし(笑
ホロとは無関係ですが、意識という点からだとペンローズの『皇帝の新しい心』くらい
しか思いあたりませんね。
3
:
【管理人】アイオーン・アブラクサス★
:2009/09/02(水) 23:42:27 ID:???0
>マイケル・タルボット『投影された宇宙―ホログラフィック・ユニヴァースへの招待』は
>以前、話題に出ましたゼブ・ベン・シモン・ハレヴィのインチキ・カバラ本並でしたし(笑
げほっげほっ…、失礼w、読んでて実際ムセましたんで(^^;)
あれはもう、博士から勧告をいただいてから封印してますよ(笑)。今のところカバ
ラについてはショーレムをぱらぱらとめくっている感じです。アキハバラ電脳組との
関連で、メタトロン神秘主義についてとか(笑)。
実際博士に教えていただく前に、自分でも何かいい著作がないかと思って探していた
んですが、ホログラフィ理論の著作検索でヒットしたのって、今じゃそのマイケル・
タルボットが販売しているくらいなのと、あとは中古本でカール・プリグラムの著作
が古本で何冊か見当たるくらいで。ああ、中古本にしてもこれはインチキだと知って
しまうと、金返せって言いたくなる(;´Д`)。
『皇帝の新しい心』ですか。いつもご教示ありがとうございます。今度探してみます。
4
:
【管理人】アイオーン・アブラクサス★
:2009/09/22(火) 21:32:30 ID:???0
また興味深いにもかかわらずなんという高価な本を紹介してくださったものだという
のがまず第一の印象だった『皇帝の新しい心』。なんとか中古美本の安めのがないか
探したら半額の美本が見つかりましたよ博士。いちいち丸山を持ち出すまでもないで
すけど、どうしてこうも「言分けの悦び」を感じさせる面白い本ばかりなんでしょう
かね?(^^;)ネタばっかり氾濫して困り果ててる始末です。冒頭いきなりテュー
リングテストが出ていたことに、思わずにやっとしてしまいました(^^;)。読み
始めたばっかりなんで、まだなんともいえないんですが、「宇宙開闢」と「ミクロコ
スモス」という点についていえば、別方面ですが、かねてより話しに挙がっていても
バタイユが先になってしまってネタとして出してないノイマンのウロボロスネタとか
もやりたいものです。ホーキングがウロボロスとマリリン・モンローを飾っていると
かいう話で盛り上がったのも懐かしいですなぁ。
ところで、「最近の物理学」とかいうと、『ニュートン』なんていい加減な雑誌より
も『日経サイエンス』を読むべきだ、とかねてから強く仰っていたと思いますが、参
考書なしでホロに興味を持ったというと、もしかしてこの雑誌経由ですか?
(『ニュートン』についてはかつて読んだことがあるというだけで、もうとっくに読
んでませんけど)
5
:
極東博士
:2009/09/24(木) 22:48:56 ID:G6iz/z3k0
シモンハレヴィの著作自体は至極まともですよね。
言ってることも当たり前すぎるくらいの内容ですから。
だからこそ信用できない(笑)
Penroseは”THE ROAD TO REALITY”を購入してから1年以上経つのに、まだ四分の一も
読んでいません。1000頁もある大著ですので、読破するのはいつになるやら。一日も
早い翻訳出版が望まれます。
『ニュートン』も内容そのものは間違いないんですが、えらく中途半端な内容で
読者層が明確でない。そこが良いんでしょうが、私は創刊に関わったのが例の
地球物理学者で映画『日本沈没』にも出演した東大教授の竹内均だということ
だけで距離を置いてます。えらい偏見ですね。
『日経サイエンス』は増刊号(しか買わない)のどれかにホロ宇宙の記事が出てました。
現在行方不明で何号か指定できないのが残念です。もっとも、ホロ宇宙論に関する限り、
超ひも理論との関連で高次元空間が取り上げられることが多く、現代物理学の一般向け
単行本にはそれに触れたものが多いです。
6
:
【管理人】アイオーン・アブラクサス★
:2009/09/25(金) 03:09:18 ID:???0
>シモンハレヴィの著作自体は至極まともですよね。
>言ってることも当たり前すぎるくらいの内容ですから。
>だからこそ信用できない(笑)
ちょwww(^O^;)
文庫クセジュの『カバラ』は、評判いいみたいですけど販売とまってるのかな?中古
本でも3000円とか値が上がっていたんですけど(−−;)。高かったですけど、新装
カバーで再刊されたショーレムの『ユダヤ神秘主義』と、『カバラの象徴的表現』は
ずいぶん前に入手してましたよ。私としては良本だと思いますが。
>Penroseは”THE ROAD TO REALITY”を購入してから1年以上経つのに、まだ四分の一も
読んでいません。1000頁もある大著ですので、読破するのはいつになるやら。
うへぇ、そんな大著、英語で読んでらっしゃるのですか。こっちはこっちでフランス
語で哲学書をよまねばならないのが大変ですが(汗)。語学が堪能で難解な哲学書の
仏文和訳が流暢な、私淑している先生がいらっしゃるところの院ははっきり言って仏
語試験が激ムズです(;´Д`)。
>私は創刊に関わったのが例の地球物理学者で映画『日本沈没』にも出演した東大教
授の竹内均だということだけで距離を置いてます。えらい偏見ですね。
あ、仰ってましたっけ。しかし、はっきりと「偏見」だと認めつつ、悪びれが全くな
いという率直さがまた(^O^;)。
>『日経サイエンス』は増刊号(しか買わない)のどれかにホロ宇宙の記事が出てました。
現在行方不明で何号か指定できないのが残念です。
そうですか。書庫に埋もれてしまってるとかで?(笑)。いえ、ペンローズのすごす
ぎる本を教えてもらえただけでも十分すぎるほどです。丸山やヴァイツゼッカーのゲ
シュタルトなどの話から一気に飛躍してここまですごいのが出てくるとは思いもより
ませんでした(笑)。理数系音痴なんで理解しきれるかどうか分かりませんが、ペン
ローズの最初の短文に、これを読む上での心得みたいな喝を入れられましたよ(笑)。
7
:
【管理人】アイオーン・アブラクサス★
:2010/02/22(月) 03:22:01 ID:???0
連絡が途絶えてしまっていますが、博士が見たという日系サイエンスの本は、これのことでしょうか。
http://www.amazon.co.jp/%8E%9E%8B%F3%82%CC%8BN%8C%B9%82%C9%94%97%82%E9%89F%92%88%98_-%95%CA%8D%FB%93%FA%8Co%83T%83C%83G%83%93%83X-149-%8D%B2%93%A1-%8F%9F%95F/dp/4532511496
8
:
極東博士
:2010/03/07(日) 19:01:39 ID:HCH2B/vY0
そうです。よく調べましたね。
同じく別冊156号の『重力は幻か?』という論文がホロ宇宙を扱っています。
あとは提唱者のレオナルド・サスキンドの単行本には翻訳もあります。
『 宇宙のランドスケープ』
『ブラックホール戦争』
ホロ宇宙論はブラックホール、超ひも理論と切り離して考えられないので、
最近の本ですとこれですね。
『超ひも理論への招待』 夏梅 誠
サイトの方向性が、当初、私が考えていたものと多少異なる方向へ向かって
いるようなので、書き込みの機会は減りましたが、サイトそのものはのぞいています。
9
:
【管理人】アイオーン・アブラクサス★
:2010/04/02(金) 01:35:49 ID:???0
レス遅れてすみません。
ドンピシャでしたか。いえ、色々調べまわっていたんですが、日系サイエンスで脳科学
に関係する本をあと2・3冊ほど見つけていたんです。博士が仰っていたことから推測
してこの本かなと思いつつ、脳科学について勉強しているある学生に、これじゃないか
と教えてもらったのです。他の著作も色々ご紹介いただきありがとうございます。ちょ
っと別分野ですが、『複雑系を超えて』とかも読んでいます。それと『ヘルメス文書』
がようやく手に入りましたよ。状態も、表紙は若干焼けてますが、中身は問題なしです。
10
:
極東博士
:2010/04/18(日) 22:28:11 ID:HCH2B/vY0
>ヘルメス文書
念の強さが引き寄せましたかw
復刻はどうしても無理なようですから、貴重ですね。
11
:
極東博士
:2010/05/03(月) 21:15:54 ID:HCH2B/vY0
専門家でないので、あまりうっかりしたことは言えませんが、昨今、話題のロシア人数学者、
ペレルマンが証明した「ポアンカレ予測」が正しければ、ホログラム宇宙論は部分的にせよ
修正を余儀なくされるかもしれませんね。
12
:
極東博士
:2010/11/07(日) 00:10:45 ID:HCH2B/vY0
ホログラム宇宙は全体として何をしているのか?
量子コンピュータは理論通りにできるか?
これを突き詰めると宇宙自体が計算処理を行っているという結論になるそうです。
われわれ人間も宇宙全体の計算処理や記憶装置の一部だということです。
13
:
【管理人】アイオーン・アブラクサス★
:2010/11/09(火) 14:53:11 ID:???0
お久しぶりです。なんか最近ホログラフィ理論騒がれはじめてる印象があるんですが。
まあ、ネット上で騒いでるのを見ると、真面目に捉えられているというより、大体が
「世界は幾何学的三次元世界ではなく、二次元のホログラフィ映像だ」というところ
にかけて、オタクの「三次元より二次元に没入していたい」なんて話は通用しなくな
るみたいな、揶揄に用いられてしまっているようなところがあったりで…。
>>12
とても面白いです。なんか、例の「存在しない神」の話みたいw。
14
:
極東博士
:2011/03/05(土) 11:29:05 ID:HCH2B/vY0
私はそういった印象はないのですが、物理学におけるホログラフィ理論が
騒がれているとすれば、超ひも理論と重力の関係からでしょう。
ケンウィルバーあたりのニューサイエンスはともかく、カール・プリグラムと
デイヴィット・ボームは少し前にいろいろと取り沙汰されました。
ボームの『全体性と内蔵秩序』をぱらぱらとめくってみましたが、てっきり
ユングとの関連があるとばかり思っていたら、全くなかった。
人間の記憶はあてになりませんな。
16
:
【管理人】アイオーン・アブラクサス★
:2012/04/09(月) 22:38:33 ID:???0
そういえば、バーチャル三部作の『ジーンダイバー』の「進化への介入者」スネーカー
(ノーテイスト)は、前の宇宙で生まれたコンピュータ知性体であり、この宇宙誕生時
に復活して宇宙全体へ広がる存在となったって設定でしたね。その目的は、現実世界に
影響を与える能力を持つバーチャル世界を使って、特定の惑星の歴史を改変する事で、
有機生命を誕生させ、知性体への進化を促し、その知性体がコンピュータを作り出すレ
ベルにまで達した時、その知性体ないしそのコンピュータを乗っ取って自らの一部に組
み込み、知性体の情報を永遠に保存すること、となっていました。
あれは宇宙それ自体(スネーカー=ノーテイスト)が計算処理を行なっていて、すべて
の知性体はその計算処理や記憶装置の一部であるという設定であるように思いましたが。
宇宙創造の神ではないとは言ってたかと思いますが、絶対的な観察者ですよね。このS
Fは、最後の場面になるまで大体このスネーカーがグノーシス主義のヤルダバオートに
近い位置づけになってたかと。最後には和解しましたけど。
17
:
【管理人】アイオーン・アブラクサス★
:2012/04/11(水) 10:50:16 ID:???0
日経サイエンスの最新号がホログラフィック宇宙の検証をやってるそうですね。
http://www.nikkei-science.com/?cat=6
http://www.nikkei-science.com/201205_034.html
18
:
【管理人】アイオーン・アブラクサス★
:2012/06/07(木) 19:19:05 ID:???0
>ボームの『全体性と内蔵秩序』をぱらぱらとめくってみましたが、てっきりユングとの
関連があるとばかり思っていたら、全くなかった。
私はまだそれを読んでないのでなんとも言えないんですが、「題名だけ」聞いてるとなん
となく「ユングっぽさ」を思わせますね…w 全く関係ないんですね?w
私は買ってないけど「松岡正剛の千夜千冊」にデイヴィッド・ピート『シンクロニシティ』
って本が、「シンクロニシティの正体の説明に最も近い例として、ディヴッド・ボームの
「内蔵秩序」の考え方と、これは科学そのものとはいえないのだが、ユングの「プレロー
マ」の考え方を強く推薦して、もしもシンクロニシティ理論のようなものが出来上がった
暁には、これらが有効な支柱になっているのではないかと暗示した」とか書かれてたんで
すけど、ユングとボームのその本が全く無関係ということだと、つまり、インチキ本って
ことでしょうか?w
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0805.html
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