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バサラ日記(その34)

203名無しさん:2018/01/03(水) 11:29:38
実は大して間違ってはいないとは思いつつ、その説明だけでは色々と疑問もあるのです。

先ず、モノアミン仮説が完全崩壊した訳ではないと思いますが、不足が多いです。
たとえば鬱病の場合、体液中のモノアミン代謝物低下は、報告はあるものの
一致した所見がありません。

また、統合失調症発症に於いて、DA 過剰説だけでは説明出来ない事もあり、

『D2 阻害作用と抗精神病薬物の鎮静作用は、綺麗に正相関を示している』
→D2 阻害が全てだ間違いない!だから飲んで大人しくしておけ…というのは、
少し乱暴で違う気がしているのです。

たとえば、レモキシプリド(副作用の為製造中止)の様に
D2 遮断が弱く、D3 や、σ 阻害作用が強い物もありました。

抗精神病作用に関すると考えられる側座核に多く、線条体や下垂体に少ない、
D3 以降の受容体の関与が大きい事を示していると考えます。
(或いはσ や5-HT1A,PCP 受容体など…PCP は
統合失調症状態の人間を作る事も可能)

統合失調症急性期と、覚醒剤精神病,或いはLSD などの
強力なD2 アゴニストを投与した場合では、明らかに症状に違いがあります。

統失急性期の場合、幻視より幻聴が多く、自律神経の活動は低下しており、
これは上記薬物投与時とは全く逆です。

また、アポモルフィンやブロモクリプチン等、微量のD2 アゴニストにより、
急性症状が鎮静化される事があり、 これは、D2 自己受容体の刺激により、
DA 遊離が抑制された為と説明出来た筈ですが、 同じ様に、
選択的シナプス前D2 受容体アゴニストで、DA 合成も放出も抑制させる薬剤として
開発された、B-HT-920 では、逆の効果が顕れてしまった。
(しかし線条体ではこのDA アゴニスト作用が奏効し、今では
パーキンソン病治療に使われる様になっています)
最近のアリピプラゾールも微妙です。

つまり、単にDA 過剰 が統合失調症を生じさせ、
幻覚妄想は全てD2 刺激由来で正相関するとは言い切れず、
鎮静にある程度のD2 阻害は必要だが、D3 や σ ,その他の受容体〜神経繊維の
場所の違い(中脳腹側披蓋野-辺縁-大脳皮質)や、
それに続く神経繊維の変性或いは更にそれ以降の変化
(細胞内情報伝達機構に関連するセカンドメッセンジャー,イオンチャンネル等)
も関係し、また統合失調症の直接的な原因ではないかと思っている訳です
(この辺りは推測ですが)

黒質緻密部-線条体のDA ニューロン変性や脱落は主にパーキンソン病に関係します。
中脳腹側披蓋野-辺縁系-大脳皮質系が精神機能に関係します。
DA の代謝産物は測定可能で、線条体におけるDA の、D1D2受容体への結合能は、
年齢と共に低下します。




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