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バサラ日記(その25)

703名無しさん:2016/02/17(水) 13:27:48
>科学行政の話をするときには、原資が税金であることが多い。
>博士課程まで勉強できるほどめぐまれていて意を集めて、好きなことを仕事にできて、
>優秀である博士に税金を投入しなければならないというのは、何か釈然としない気分の人が多いはず。

原資が税金であるか否かに関わらず、大学経営というものは そういうものだ。
大学は、卒業生を就職させる責務がある。

だから、大学の教授会には 就職委員会があり、教員陣が学生の就職先を開拓している。
また、大学には 就職相談室があり、専用の事務スタッフを置き、職安のような
事をしている。 

高校生を集めて 高い授業料を払わせて 4年もしくは6年で卒業させる以上、
大学は学生に就職先を斡旋する責務があるのだ。それは私立大学でも 国公立大学でも変わらない。
原資が税金であっても そうでなくても変わらないのだ。大学を運営するとは そういう事だ。

これと同じような論理が文部科学省にも言える。
国家は大学院の定員を大幅に増やして、今、大量に失業者や自殺者が出ている以上、
新たな選択肢を国家予算で育てる必要がある。サイエンスバー事業は
その選択肢の一つとして使える。

国家には国家の責務がある。国家(文部科学省)が政策として、歯学部の入学定員を
増やしたので、今、歯科医が高学歴プアーになっている。年収200万円以下の歯科医が
何割もいる。これは「国家の政策」でそうなったのだ。大学院行政の政策も
大きな社会影響力があり、その歪を正す選択肢の一つとしてサイエンスバー事業がある。




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