バサラ日記（その２４） - 1447747487

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699：名無しさん：2015/12/27(日) 20:59:27: 日曜日のバサラ日記

緊張の糸が切れてしまった。先週火曜日から土曜日まで、毎日、病院に行き
（火曜日、木曜日、土曜日は透析。水曜日は透析医院でのエコー検査。
金曜日は、総合病院循環器内科）

日中は病院三昧で夜はバーで働き、パソコンに喩えると
私の「心のＯＳ」に限界が来た。フリーズしてソフトが動かなくなってしまった。

こういった時は、何もせずにリセットするしかない。私を縛っていた
「全ての作業」を　一旦、止めてしまった。

昨夜は午後１１時で、６名の客にスライド講演中に、フリーズし、
客に頼んで、一時間分だけの料金を置いて　帰ってもらい、路上看板をしまって、閉店した。

それからバー「カラスのハーモニカ」に行き、気晴らしにカラオケを歌いまくって
２０００円使った。その後、コンビニで高級インスタントラーメン２００円（日清　正麺）
を買い、自室で食べた後、

副作用も強い「最強の睡眠薬」フルニトラゼパムを規定量の二倍になる二錠飲み、
強制睡眠をとった。正直言って、睡眠が、最大の現実逃避策である。
何も考えずに済むからだ。

午前３時から午前１２時までの９時間。強制睡眠をとり、起床しても
意味のある事は何もしなかった。と言うか出来なかった。
ただ、お日様を浴びたいので　元町高架街プラネットアースまで散歩し
宮崎さん７０歳に今の状況を聞いてもらった。

自覚症状もないのに、他人に心臓をカテーテルでいじられるは嫌な事。
本当は入院などしたくない事。入院に際して余計な検査をされるのも
嫌でたまらない事。

しかし、入院をブッチしたら、（私の生命維持を担当している）透析クリニック
の院長の顔を潰す事になるので出来ない事。最悪の場合、店を潰す事になる事。

等、心配事を宮崎さんに話した。宮崎さん曰く

店が潰れても、生きてさえいれば、いい事もありますよ。とにかく生きる事です。

と私に諭された。この喫茶店プラネットアースには、ガラクタで作った
巨大な現代アート（牛だそうだ）が　いつも飾られており、

このアートの様に、ガラクタ（ネットのジャンク情報）を集めて、「意味のある作品」
を創る事が、私の目指すところです。死ぬまでクリエイティブでありたいと思います。

と私は応えた。この宮崎さんとは、いつもこのような会話をしている。
その合間合間に、ゴトゴトとＪＲ＆阪急電車の高架下ならではの
電車の通過音が聞こえてくるのも　またいい。この店に来たら、私の心が
少しだけ洗われるのだ。

宮崎さんから「楽し楽し」と筆書された葉書を一枚寄贈していただいて
バサラに歩いて戻った。