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バサラ日記（その２４）
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>旧帝大の前は灘ですか？甲陽ですか？
私は 高校時代、勉強しなかった。
勉強も スポーツも 恋愛も 駄目だった。
「ドラエモン」の のび太 のような状態だ。
男子校で 極端な受験校 だった出身高校に 合わなかった事もある。
私は 死ぬほど勉強したのは 大学の専門課程進学後だ。
大学教養課程（大学１年生）では、クラブ活動（登山同好会）と読書ばかりしていた。
いつも文庫本をジーパンの後ろのポケットに突っ込み、
貪る様に、中国古典を読んだ。あの１年半の私の読書量は人生の基盤になっている。
専門課程に進んでからは、他学部（理学部、医学部）の講義にも聴講に行き、
総合大学【旧帝大）ならではの 幅広い基礎科学の基盤を 猛勉強した。
死ぬほど勉強したと言ってよい。大学院の入試では１位だった、と記憶している。
学問の面白さに目覚めたのは、旧帝大に入ってからだ。
地方とはいえ、旧帝大は 学問の面白さを 若い人に 自然と教える。
また、理学部、医学部など色々な学部の講義を受けたが、それも卒業単位に認められるので
総合大学ならではの 学問の基盤を身につけられた のも良かった。
大学は 受験偏差値ではない。明治時代からの長い伝統。特色と言うのもある。
国家の矛盾を正すような「天下国家を語る」人材を輩出するのは旧帝大だと思う。
新設医大や駅弁医学部は 確かに受験偏差値は高く、高校時代、よく勉強したのは
認めるが、専門職に過ぎない。大局を見れない。だから、馬鹿にするのだ。
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