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バサラ日記(その23)

893名無しさん:2015/11/06(金) 16:43:06
【バイオハッキング(アオコ実験について)】

石油生産微生物は、今、国家プロジェクトになっている。
研究開発が進んでいるのは、ボトリオコッカス、ミドリムシ、
オーランチオキトリウムの3つの藻だ。これらは筑波大学、神戸大学
東京大学、NEDO, IHI,(株)ユーグレナ等で研究が進んでおり、全日空、伊藤忠などが出資している。

理論的には、現在、タンカーで運搬している原油を、全てこれら微生物に置き換える
事は可能であり、その場合、日本は産油国に転ずる。よって国家も期待して
膨大な国家予算が投入されている。

しかし、、ボトリオコッカス、ミドリムシ、オーランチオキトリウムを
野外で大量培養するのは難しく、大規模な培養装置が要る。また、藻から
石油を抽出するエネルギー効率も低く、得られるエネルギーの約7割もの
エネルギーが抽出に必要であり、採算が取れないのが最大のネックである。

それに対し、アオコは野外における大量培養が可能で、特別な装置は要らない。
また純粋培養する必要がない。複合生物系で良い。その上に、石油を抽出するための
エネルギー効率が低い方法を開発できるのなら、国家の産油国プロジェクトは
今後、アオコ中心で進む可能性も出てくる。

それにも関わらず、アオコの研究者は少なく、電力中央研究所も
2010年にDME法をプレスリリースしてからプレスがない。何か研究のネックになっているようだが、
それが何か、現場の研究者ではない一般人にはわからない。

そのブレイクスルーを試みているのが、バイオハッカーのサイエンスバーバサラだ。
バイオハッキングはいま、「アプリ開発より安上がり」だ。「いまや、アプリケーションの
新興企業を立ち上げるより、バイオテクノロジーの企業を立ち上げるほうがコストが安い」
とまで言われている。

コンピュータハッカーの第一世代が自宅のガレージで革新的な技術やソフトウェアを生み出したように、
21世紀のバイオハッカーたちも自宅のガレージやキッチンで、オープンソースのデータを使って
バイオテクノロジーの製品開発に乗り出している。それが、サイエンスバーバサラなのだ。

100円ショップで集めた部品を組み立てて、アオコから石油を抽出する。
国立研究所である電力中央研究所の効率を超えることが出来れば、これは、まさに
この分野の革命である。企業化できる可能性も出てこよう。

サイエンスバーバサラ。今、経済的に苦境だが、夢のある領域なのである。
主催者である私はバイオハッカーだ。




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