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バサラ日記（その２１）
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この常連の神戸大学医学博士（精神科）に
運動による海馬ニューロン新生の増強
https://www.k.u-tokyo.ac.jp/news/20100112press.html
に関する成功提供を受けた。運動によって
海馬の神経幹細胞が活性化し細胞増殖が増強することで、
新生ニューロンの数が増加するらしい。
脳内のアセチルコリンの量を増やすことによっても、
神経幹細胞の増殖が増強され、ニューロン新生が促進される
と言う。
スルピリド (ベンズアミド系、商品名：ドグマチール)は
D2受容体遮断薬であるが、末梢においてD2受容体が遮断されると
アセチルコリンの遊離が促進される。つまり、消化管における
アセチルコリン量が増え、アセチルコリン量が増えれば
副交感神経が優位になり、消化管運動が活発になるだけでなく
うつ病や統合失調症の薬としても使われるらしい。
ドーパミン仮説と似た事が、アセチルコリンでも言えるのかもしれない。
この問題について神戸大学医学博士と意見交換。と言うか、私の方から
質問を相次がせた。
農学部で学んだ殺虫剤、有機リン剤は、昆虫のアセチルコリンエステラーゼを
阻害し、アセチルコリン量を増やし、殺虫する。農薬（有機リン剤）の中毒症が
うつ病や自閉症と症状が似ているらしい。
http://www.naoru.com/rinn_p2.htm
なら、うつ病の診断を行う上で、残留農薬の臨床検査をした方が良いのではないか
と私は思った。
バサラ常連の神戸大学医学博士（精神科）と、こういった議論を行なううちに、
この先生は寝てしまった。この先生はバサラに来られれば、いつも１時間は睡眠され
時間制で料金をいただいているバサラにお金を寄付してくれる。
本日も３０分睡眠。飲み代４０００円となったが、１万円札をくれ、
残り（御釣り）はカンパだよ。と言われたので、有難くいただいておいた。
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