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バサラ日記（その２１）
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金曜日のバサラ日記
前夜、午前３時に 最強の睡眠薬の一つとされるフルニトラゼバムを１錠飲んで
３０分後に睡魔に襲われ、９時間熟睡。深い眠りだった。
この睡眠薬は強すぎて、継続的には使ってはいけないらしい。
また、何錠も飲むと 自殺になるらしい。
薬なしに睡眠できるように、一日も早くしないといけない。
怖い薬だ。
午前１２時半に起床。本日は神戸大学に営業に行く予定だったが、
前夜飲んだ睡眠薬が強すぎて、起床しても 頭がボーとしている。
頭が覚醒しない。働ける状態にならなかった。
気分を切り替えて、元町高架セロリラブまで散歩。ママと談笑した。
セロリラブの近所に 総合格闘技道場があるのだが、そこに道場破りが来て
相手が血まみれになった事件があった事を聞かされた。道場破りは なんと医師
だったらしい。血の気の多い医師がいるもので、夜中に 道場を急襲して
道場主の顎にいきなりアッパーを喰らわしたらしい。殴られた道場主は
次々と繰り出される道場破りの打撃を、合気道のようにパンパンと受け流してやると
道場破りは 大きく転倒し、顔中、血まみれになった。その後、警察が入って
聞けば、道場破りは医師だったと言う。私は笑った。
私の店にも 時々、道場破りが来る。医師であった事もある。ただ殴られた事はない。
殴られる前に 私が警察を呼ぶからだ。主義主張がシャープな懐疑論者である私は
世間の反感を買いやすく、２ｃｈでは四六時中炎上しているし、ネットでも
リアル（現実）でも 私を論破しようとする連中が 時々 かかってくる。
総合格闘技道場と似ているな。私は「知的な格闘家」なんだな。と思って
元町高架の事件を聞いて 私は 思わず笑ってしまったのだ。
繁華街に 一種の道場を開いた以上、道場破りに受けて立たねばならない。
そして勝たねばならない。相当、強くないと出来ない商売だ。
元町高架の格闘家も 私同様、必死に生きているんだな、と思った。
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