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バサラ日記(その16)

673名無しさん:2013/12/31(火) 09:52:43
精神科医は謙虚でなければなりません。分からないものを分からないと認め、
少しでも分かろうと努力することが必要です。患者や家族と手をたずさえ、
共同戦線で病気に立ち向かう姿勢が欠かせません。

ですが、精神科医の中には分かったふりをする人が少なくありません。
短時間の診察で誤った病名をつけたり、見当違いの薬をどんどん増やしたり
して患者を苦しめます。

本書では、こうしたブラックな精神科医たちが次々と登場します。
儲け優先の製薬会社や、精神疾患の患者を露骨に差別する司法、
何があっても見て見ぬふりの行政など、社会を形成する様々な組織や人々が、
精神医療の暴走を後押しした事例も数多く紹介していきます。

しかし一方で、本書に登場する被害者の多くが、最終的には高い技術を持った
精神科医の力で救われていくことにも注目していただきたいと思います。
精神科医は技術差が激しく、今の主治医がとんでもないブラック医でも、
隣町には良心的で優れた精神科医がいるかもしれません。精神科ほど、
セカンドオピニオンが大事な診療科はありません。

精神的ストレスばかりが過剰に募る現代社会で、精神医療の重要性は
ますます高まっています。ブラックな落とし穴から逃れ、
ホワイトな精神科医に出会うための手引きとして、さらには精神医療の仕組み
を抜本的に見直すきっかけとして、本書を活用していただけると幸いです。




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