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バサラ日記(その14)

879名無しさん:2013/06/22(土) 03:29:51
(2011年)6月1日に東京・弥生の東京大学で開かれた日本農学会
の公開シンポジウムで、元水産庁中央水産研究所
海洋放射能研究室の吉田勝彦さんが、同研究所の笠松不二男氏が
1999年に魚介類の放射性セシウムの生物濃縮の進みかたを調べた
結果を紹介しました。

それによると、海水中の放射性セシウムの濃度を1とすると、
動物プランクトンの段階で10倍から100倍のあいだとなります。

しかし、軟体類、甲殻類、小型魚類、大型魚類と進んでも、
放射性セシウムの濃度は、10倍から100倍のあいだにとどまり、
最初の段階の植物プランクトンとあまり変わらないことを
吉田氏は示しています。

もうひとつ、参考になるのが、水銀や
DDT(DichloroDiphenylTrichloroethane)といった、
放射性物質以外の有毒物質の生物濃縮の度合です。

魚介類の放射性セシウム濃度は、先ほどの吉田氏の発表によると、
海水の放射性セシウムの濃度に比べて10倍から100倍。いっぽう、
水銀については、海水中の水銀の濃度を1としたとき、
魚介類での生物濃縮の濃度は360から600倍に、また、DDTについては
、海水中のDDTの濃度を1としたとき、魚介類では12000倍になるといいます。

これらのことから、吉田氏は「(放射性セシウムの)生物濃縮はかなり低い」と結論づけています。




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