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バサラ日記（その１１）
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SM BARイデアでは、イベント日だったらしく、人で溢れていた。
モヒカンの白人系アメリカ人男性が皮膚をつまんで天井に高く吊り下げられており、
わめき散らすような退廃的音楽の中、晒し者にされていた。ミドリママは
ヒンズー教やネイティブアメリカンの儀式だと笑っている。
反米主義者の私から見たら、白人系米国人に、苦痛を与えて晒し者にし
酒の肴にした今回のイデアの企画は、痛快であり、
退廃的・耽美な空間の中で反体制を体現されたミドリママの力量に関心した。
ミドリママの感性は只者ではない。これは人が集まるは。。。
イデアは（バサラとトラブルを起こしている）クラブドーマがソフトSMだとすると
ハードSM。すなわち本物のSMを追求したバーで、退廃的・耽美な空間で
「魔女の宴」が繰り広げられていた。がなりたてる音楽もよかった。
素晴らしい店だと思った。
反体制派、アングラと言う意味では、同じくＳＭバーである
クｔラブドーマと比較にならない程、イデアの方が優れている。次元が違う。
倶楽部ドーマは、単なるエンタメでアングラ色がない常識人の宴であるが、
イデアは魔女の宴だ。
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