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バサラ日記(その11)

513名無しさん:2012/12/05(水) 14:53:39
▼ネオコンにつながる話

 ホロコーストがイスラエルを支援するための理論として喧伝され始めたのが
1970年代だったということは、今起きているアメリカの政治闘争そのものにつながる話である。
アメリカのユダヤ人の間で、イスラエルを支持するシオニズム運動が熱烈に始まり、
多くのユダヤ系アメリカ人がシオニストとなってイスラエルのパレスチナ占領地内に移住して
「入植運動」を開始し、右派政党リクードが結成されたのが1970年代である。

 アメリカのシオニストの中に、ベトナム反戦運動で打撃を受けていた軍事産業の再生戦略に
貢献することで、米政界の中枢に入っていこうとする動きが起きたのも1970年代である。
この動きをしたのはリチャード・パールら、今では「ネオコン」と呼ばれる人々である。

 彼らの戦略は功を奏し、1981年に就任したレーガン政権に入り込み、82年には、
イスラエルの近くに米軍を長期駐留させることを暗に目指したレバノン侵攻を起こした。
その後、ネオコンはいったん政権中枢から排除されたが、2001年のブッシュ政権で再び中枢に入り、
イラク侵攻を実現している。

 このように見ていくと、1970年代以降のシオニズム運動にとって
「ホロコーストで600万人のユダヤ人が抹殺された」ということの事実性が非常に重要である
ことが見えてくる。ホロコーストが持つ衝撃が、欧米のユダヤ系の人々を
イスラエル支持の方向に動かし、キリスト教徒が支配する欧米諸国の国家的意志決定にも
影響を与えてきたからだ。

 イスラエルは、石油などの天然資源もない狭い国であり、
アラブ人を追い出して作った国なので周囲は敵ばかりで、頼れるものが少ない。
そんな中でシオニストは、ユダヤ人の伝統的な特技である「知恵」「情報力」を頼りに、
世界最強国アメリカに食い込み、親イスラエル的な政策を採らせてきた。
その際の「知恵」の中に、イラクが大量破壊兵器を持っていると
人々に思わせたり、軍事産業のためにレーガン政権時代に
ソ連の脅威を煽ったりといった、ネオコンの情報戦略が含まれている。

(読者の中には「彼らは、イラクやソ連をめぐる話を歪曲したように、
ナチスドイツをめぐる話も歪曲したのではないか」という疑問を持つ人
がいるかもしれないが、すでに述べたように、その件を分析することは
国際的に禁じられている)




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