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バサラ日記（その５）
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サイエンスバーとして ここまで機能した夜は珍しい。
理系から文系まで含め、激しい意見交換が
地球環境に関して行われた。
私は大学で１０年間、講義を担当してきたが、
受講生の大学生や大学院院生は基本、子どもなので
ここまで盛り上がらない。
公認会計士、広告業界の第一線にいる社会人が
各々のバックボーンを背景に、地球環境を熱く熱く語り合う夜になった。
これは、ある意味、大学の講義、ゼミよりレベルが高い（高次である）。
バーがほぼ完全に「社会人・大学院大学」になっている。
そこの主催者として、大変、誇らしい気分になった。
ネットでは嫌がらせが拡大しているが、
サイエンスバーバサラは、今や、どこに出しても恥ずかしくない
社交場（あるいは大学院大学）として成長しつつある。
それがバーバサラの現状だ。これは大いに自慢できる事だと考えている。
民度が高い地域でないと、こういった科学討論会を酒場でやるのは
難しいだろう。バイトとして接客してくれたリンカさん２０歳も大喜びだ。
こんなレベルの高いバーは他にない。日本でここだけだろう。
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