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地球温暖化(地球寒冷化) Part2

942名無しさん:2012/12/09(日) 14:50:28
戦国時代は 「小氷河期」 だったので、
不作が続いて慢性的な飢饉が起きていた。
それで人々は少ない食料を奪い合うために戦いを繰り広げていた。
戦国時代における戦争は 「領土拡張」 のためではなく
「食料争奪」 の要素が大きい。

これは藤木久志(名誉教授)氏が主張する説で、
今や定説になってる感があります。

戦国時代の人々は常に飢えていて、合戦して他国から
食料を略奪しないと生きていけない。

上杉謙信の関東出兵も飢饉を防ぐための 「口減らし」 の側面がある。
たしかこんな感じのコトも著書で書かれていたと思います。

ヤンマガで連載されてる 「センゴク」 の作者が描いた 「桶狭間戦記」。
この漫画でも 「飢餓による食料争奪戦」 説が採られています。

戦国時代とは何か。
通説では1467年、天下のお家騒動 「応仁の乱」 により幕府の力が衰退。
ここに下剋上の社会が現出したとされる。
だがこの通説には疑問が残る。

支配階級の内紛による権威の失墜。
それが日本史上かつてない動乱の原因となりうるのであろうか?

応仁の乱以前以後も飢饉による 「土一揆」 の件数は変わらない。
戦争の本質・・・・
それは 「戦争により飢饉が起こる」 のではなく 「飢饉からの回避として戦争が起こる」
という逆説である。
むしろ時の権力者がこれまでの方法論で、飢饉に苦しむ民衆を統治できなくなった。
その結果として 「応仁の乱」 が起こったのではないだろうか。

では日本史上かつてない動乱を引き起こしたほどの大飢饉の原因とは何か?

れは気候学で 「リトル・アイス・エイジ」 と呼ばれる 「小氷河期」 の到来である。
最新の気候学によると1450〜1600年の間は太陽の活動が低下していた。
地球の北半球には寒冷期が訪れていたのである。

小氷河期が生んだ 「戦国時代」 とはなにか。
我々日本人はいかにして飢饉に立ち向かったのか。
戦国合戦史上最も有名な合戦を通じて解き明かしてゆく。

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渋い・・・渋すぎです。この渋さが魅力ですね。
「桶狭間戦記」 はとても非常に傑作なのでぜひ読むべきです。
特に 「今川義元」 と 「岡部元信」 のカッコ良さは異常。
今川ファンの私ですら 「ちょっとやりすぎなんじゃ?」 と心配してしまうほど。w
内容もかなり本格的で読み応えがあります。

でもこの 「戦国時代飢饉説」 に関しては、前からちょっと疑問でした。

たしかに戦国時代は 「寒冷期」 だったのかもしれません。
てゆうか寒冷期だったのでしょう。
でも寒冷期だったから 「飢饉」 が発生し続けていた・・・・
ってのは、ちょっと極論のような気がします。

戦国時代は農業技術が飛躍的に進歩した時代でもありました。
二毛作・牛馬耕・水車などの灌漑施設・肥料の発達
むしろこれらによって 「農業生産力」 は向上していたのでは?
もし慢性的な飢饉が発生し続けていたのだとすれば、
このような技術革新は困難だったと思われます。

それに慢性的な飢饉が発生している状況では、戦争すら起こせないのでは?
戦争を起こすには莫大な物資と食糧が必要。
他国の 「食糧」 を奪うために、それ以上の食糧を消費しては本末転倒です。
戦争を行うためにはそれなりに豊かでなければなりません。
余裕がある状態だからこそ戦争を起こせるのです。

もし戦国時代が 「北斗の拳」 みたいな世界だったら、
暴動は発生するかもしれませんが、戦争は発生しにくいでしょう。
それに時代はひたすらカオスに向かう一方であって、
「戦国大名の強大化」 のような秩序ある方向には振れない気がします。

もちろん戦国時代に 「飢饉」 が発生するコトもあったでしょうけど、
それはスポット的なものであって、
日本全国が慢性的に飢餓状態だった・・・とは、ちょっと考えにくいと思いました。

今週からちょっとしたダイエットを始めてお腹ペコペコなので、こんなネタに・・・。(笑)
でもあまり空腹をガマンするのも良くない気がしますね。
本当はもっと運動しないといけないんだろうけど。


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