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宗教を考える

52名無しさん:2008/04/30(水) 10:33:43
【フレンチ・パラドックス その3】

欧州では日本と比べ水質が悪い事もあり、古代から
血液を引用する風習がある事が旧約聖書に記されている。
また、現在でもその食文化は、凝固させた血液で作ったソーセージなど
の形態で受け継がれており、欧州料理には血液を素材に使うケースが
少なからずあるとされている。

血液中の血糖濃度とブドウ果汁中の血糖濃度は3桁程度は違うが
葡萄果汁を補糖に用いれば、酵母を用いて血糖をエタノール発酵する事は技術的に可能なはずだ。
農耕民族の場合、イネ等の植物内の澱粉をカビ(麹)のアミラーゼによってグルコースに分解し、
その後で酵母でエタノール発酵を行なう酒造文化(日本酒文化等)が古来から行なわれているが、
狩猟民族の場合、農作物よりも血液の方が入手しやすい。また血液内の糖は
はじめから単糖なのでアミラーゼ等で糖化を行なう必要がなく、日本酒製造よりも
遙かに容易にエタノール発酵が可能になると見られる。

またキリスト教においても人肉食を初めから禁じておらず、ワインを長く血の代替品として
事実上の人肉食儀式(ミサ)に使ってきた。また英国カンタベリーのトマス・ベケットの脳漿は
何万倍にも水で薄められてベケット・ウォーターとして配られたという中世ヨーロッパの
聖遺物崇敬もあるという。と言うことは血液を食する事に関する抵抗感は初めからない
に等しいという事。更にはドラキュラをはじめ血液を食する事を扱った伝説が欧州には多い。


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