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狂牛病(BSE)を科学する
9
:
名無しさん
:2007/06/21(木) 07:35:10
8.DNA断片(若しくはヒトRNA断片)がCJDの感染体の場合、
病巣を調べてもウイルス粒子や細菌が見つからない一方で、
タンパク質(異常プリオン蛋白質)の蓄積が確認できるのは当然である。
9.感染蛋白質因子(異常プリオン蛋白質)を病巣から精製する際に、
感染DNA因子の混入が避けられない可能性がある。というのは
酵素会社でTaqDNAポリメラーゼ等の高純度精製酵素を購入しても、
宿主生物のDNAが混入されているケースが多く、その混入が
PCRで確認可能であるからである。その場合、異常プリオン蛋白質の
感染試験において感染を示したのは実際は蛋白質ではなく
DNAである可能性が否定できない。また、この考え方の場合、
異常プリオンのプロテアーゼK処理と感染性の
カイネティックスが一致しない点も矛盾なく説明できる。
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