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狂牛病(BSE)を科学する
5
:
名無しさん
:2007/06/21(木) 07:27:12
これらの疾病研究では現在、別々の疾病原因が考えられているため、
各々全く別のアプローチで診断システム、治療システムの開発が
進められており、統一した疾病誘発メカニズムは想定されていない。
例えば、肉骨粉等を通したカニバリズムが原因で脳や骨髄に
異常プリオン蛋白質が蓄積する結果、脳機能障害・神経障害を来たす事が
特徴であるクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)では、
この蓄積蛋白そのものが感染体であると考えられており、
カリフォルニア大学のスタンリー・B・プルシナー博士は
当該研究で1997年にノーベル医学生理学賞を受賞している。
その結果、現在、国内外で大規模に行われているBSE検査においては、
当該蛋白に対する抗体を用いたELISA法および
ウェスタンブロッティング法が採用されており、多くの国で多大な
試薬経費・人件費が使われてきている。しかしながら、
この蛋白質感染体説(プリオン説)は、以下の15点において
不自然であり、蛋白質 (プルシナーのプリオン説)や
ウイルス(ガイジュセックのスローウイルス説)ではなく、
ヒトDNA断片(若しくはヒトRNA断片)そのものが感染体で
ある可能性の方が高いとする当該文章での説明の方がむしろ矛盾が少ない。
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