[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
| |
狂牛病(BSE)を科学する
2
:
名無しさん
:2007/06/21(木) 07:17:42
2001 年ヒトの全ゲノム配列が相次いで発表され、ヒト全ゲノムの約50%が
繰り返し配列(レトロトランスポゾン)から成る事が明らかにされた。
これらは従来、ジャンクDNA、すなわち「意味の無い」「機能していない」配列
と考えられていたが、一定割合(例えばLINEの一種のL1のヒトゲノム中
での活性率は0.01%)で機能している活性型レトロトランスポゾンの存在が、
近年、明らかにされ、これら活性型ヒト・レトロトランスポゾンが、
福山型先天性筋ジストロフィー(FCMD)、ヒトChediak-Higashi症(CHS)を
含む各種遺伝病や癌等の多様な疾病に関係している可能性が示唆されている。活性型ヒト・レトロトランスポゾンは、FCMDやCHSで見られるように10kb前後もの長さを持つケースもあり、多様な疾病の病巣組織において何らかの蛋白質、若しくはmRNAを集積させる事によって細胞や組織の機能に障害を及ぼし、難治疾病を引き起こしているものと考えられる。またこの傾向は脳の高次機能を考えると「脳」において特に顕著である可能性も考える必要性があろう。
これらヒト・レトロトランスポゾンはFCMDやCHSで見られるように
生殖細胞ゲノムに組み込まれる事によって遺伝(垂直感染)するケースが
知られている。しかしながら、それだけでなく臓器移植、角膜移植、及び
広義でのカニバリズム等を通して、外部から取り込まれた他のヒト個体の
DNAがその個体内で他組織へ転移を始める可能性(水平感染)も同時に
考える必要性があるが、現在この後者に関する概念が十分に検討されていない。
より具体的に説明すると、例えば従来、医薬(肝臓病・更年期障害用の注射薬、経口薬、
埋没療法剤)、化粧品、健康食品等にヒト胎盤抽出エキス(プラセンタ)等が
含まれているケースがある事が広く知られている(
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2004/09/h0902-3.html
、
http://wanonaka.jp/placenta.htm
)が、そういった場合、当該医薬・食品等を
摂取したヒト組織が消化器系で消化(加水分解)を受けた結果、
ヒト細胞から漏出するであろうヒトDNA断片(若しくはRNA体の
レトロトランスポゾン)に腸管細胞等が暴露された場合、
当然、一定の確度でヒト腸管細胞等の形質転換が起こると考えられる。
実際、遺伝子治療分野においてはプラスミドを筋肉細胞等に塗布する
だけで形質転換が起こる事実がよく知られている事を踏まえると、
腸管細胞の形質転換が起こらない方がむしろ不自然と考えられる。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板