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☆☆NewYork Yankees

53ニューヨーカー:2014/01/25(土) 10:12:02

田中が激白!名門ヤンキース入団を決意した理由“日本の野球ナメるな”

2014年01月24日 09時30分

マー君が選んだのは、ピンストライプのユニホームだった。新ポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた田中将大投手(25=楽天)がニューヨーク・ヤンキースと7年契約を結んだ。田中は23日、楽天の本拠地・コボスタ宮城で会見を行い心境を語ったが、会見では語られなかったメジャー名門球団への入団の決意の真相とは――。今回の決断を前に、田中は本紙へNY行きをほのめかす「覚悟」を明かしていた。

ついに日本のレジェンドエースがメジャーリーガーとなった。田中が選択したのは、メジャー挑戦を表明した段階から大本命だったヤ軍。本紙でも再三にわたって「最有力」と報じていたメジャー屈指の名門球団だ。米スポーツ専門局ESPNなど各米メディアの報道によれば、契約内容は7年総額で1億5500万ドル(約161億2000万円)。アジア出身選手としては、メジャー史上最高となる破格の条件となった。また、田中が希望すれば、4年目終了時にFAとなれる条項が含まれた。楽天への移籍金(2000万ドル=約20億8000万円)と合わせた総額は1億7500万ドル(約182億円)に上ると見られ、田中に対するヤ軍の期待の大きさがうかがえる。

ヤ軍以外にもドジャース、ダイヤモンドバックス、カブス、ホワイトソックスなど複数の球団が繰り広げていた“マー争奪戦”。軍配はヤ軍に上がったが、当初から「意中の球団はない」とされていた田中はなぜピンストライプのユニホームに袖を通す決断を下したのか。その裏には日本球界のエースとしての悲壮な覚悟があった。

実は海を渡る決意を表明した後、田中は本紙にこう打ち明けていた。

「結局、日本がWBCで優勝しても、アメリカは本当にうまい選手は出ていない。あの国にしてみれば『あいつが出てないんだから認めないよ』っていうこと。メジャーの選手で出てない人はいっぱいいますから。だから、日本の選手がメジャーで活躍しても、日本の野球は認められないんじゃないんですか」

日本の野球はナメられている――。それを田中が、さらに重く感じたのが昨季の日本シリーズでの“ガッツポーズ論争”だった。田中が昨年、唯一の黒星を喫した日本シリーズ第6戦(同年11月2日・Kスタ宮城)でのこと。巨人・ロペスに同点2ランを献上した際、ベース一周する間に2度も挑発され、エースが「うるさいわ! ボケ!」と珍しくマウンド上で怒りをあらわにしたシーンだ。

ロペスの言い分は、同シリーズ第2戦(同年10月27日・Kスタ宮城)の6回二死満塁の場面で三振を奪った田中が派手なガッツポーズを見せたことが原因というもの。メジャーではタブーとされるガッツポーズに「チャンスがあったらやり返そうと思っていた。頭のいい投手だから、米国のルーキーイヤーではしないだろう」と元メジャーリーガーから苦言を呈された。

田中としてはガッツポーズは感情が爆発した時に自然と出る一種の“ルーティンワーク”。相手に向けてやったことなど一度もない。それでもクレームをつけられたことで「日本の野球をナメているんですよ!」と激しく怒りをあらわにしていた。「ナメられている」と実際に肌で感じたからこそ、今回の決断でメジャー屈指の名門球団を選ぶのも必然だった。

ヤ軍といえば、今でこそ黒田がエース級の活躍を見せてはいるが、ニューヨークの地元メディアやファンの間には日本人投手獲得への強烈なアレルギーがいまだ残っている。2006年オフに阪神への入札金と合わせて約4600万ドル(当時=約54億円)で獲得しながら、5年契約の大半をマイナーで過ごし、メジャーで僅か2勝に終わった井川慶(現オリックス)の“忌まわしき過去”を忘れていない。

そんなヤ軍への入団はバラ色になるとは限らない。勝てなければ、即座に奈落の底へと叩き落とされる。破格の大型契約を勝ち取りながら、結果を出せなければ「それ見たことか」と井川の悪例を経験している地元メディアから嵐のようなバッシングを浴びるのは間違いないだろう。

それでも、あえてイバラの道を選んだ。「(メジャー移籍は)挑戦じゃない。自分の投球を極めるということになるかな」と話す通り、田中は極限状態での自身の投球を追求しようとしている。より厳しいステージでレベルアップを果たし、理想郷へと向かう――。今回のヤ軍入団は、向上心の塊である田中らしい決断なのだ。

「やっていく上で今より高いレベルがあるわけですから、そこで『投げてみたい』という気持ちはあります。上を目指すには、そういうところにぶつかっていくと思うんで」

本紙に目を輝かせながら熱弁をふるっていた田中。次は“ピンストライプのユニホームで成功する”という新たな壁を乗り越え、米国の地で伝説を築き上げる。


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