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現在では犬といえば愛玩犬など多彩にいますが
古代の人が思う犬といえばやはり範囲は狭まると思います。
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the dog is man's friendsとして一般的な犬を単に想定しないで下さい、
その後なんらかの特定がなされるものだと注視しているように思えるわけです。
例えば古代の「一般的な犬」、猟犬として「一般的な犬」
その辺は読者の想像となるでしょうが
あくまでのっぺらとした一般的な犬ではありませんよという微妙な表現の使い分け。
日本語訳にするとこれを反映させるのはなかなか難しいと思いますが。
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ん?そうなんでしょうか。
もしそうなら、
it was the goat that played this role.
の「the goat」も、一般的な山羊を想定しないで下さい、ってことですか。
古代の人が思う山羊は、現代人の思う山羊より「範囲は狭まる」とは思えませんけど。
それに、すぐ下の
New genetic evidence suggests that goats travelled around the world with early farmers…
の「goats」はその「なんらかの制約や範囲」が外されているんですか。
文脈からすると、どちらも人に飼われていた同じ範囲の山羊にみえますけど。
the dog、the goat とすることで、「犬」や「山羊」の"範疇内"で「なんらかの制約や範囲」を設けているとは思えません。
the dog とか the goat って、「犬というものは」とか「山羊というものは」ってぐらいのニュアンスだと思うのですが。