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英語のバイエル初中級から

24きわむ★:2010/05/09(日) 22:04:13 ID:???0
-----------EBF B PART V CHAPTER1 単数と複数(UNIT 68)より。------------

① 単数は主張
---省略します---


②複数の事態
レベルを上げましょう。「英語では複数が標準」が分かっていると、英語独特の---単数より複数を優先する---クセが見えてきます。私たち日本人が単複の事態の選択にしばしば迷うのは、次のような複数の事態をまとめて表現するケースです。

a. They all have ‘hats’ on ‘their heads’.
(彼らはみな帽子をかぶっている)

「一人の人間が一つの帽子をかぶっている」という事態を複数集めた文ですね。この場合、次のbの方が論理的には正確に思われます。

b. They all have a hat on their head.

論理的にaの文は、1人が2つの帽子をかぶっているケースも許してしまうからです。しかし、aの方が英語としては自然な表現なのです。bの文には’picky’(細かいことをくどくど)な感触がともないます。「Theyが複数だから(複数の事態を考えているのだから帽子も頭も複数)」、そうした簡潔さ(アバウトさ)をもっていることば、それが英語なんですよ。

---(フランス語の例省略)---

この複数形を優先する「ゆるさ」は英語独特のクセなのです。

他の文をいくつかながめてみましょう。すぐにその感覚に慣れることができるはずです。

Dogs have tails.
---(複数に複数が対応している例(私たちの鼻、アメリカ人の夫と妻、3人の優秀な部下とその命)省略)---

上の文はすべて「1匹の犬が1本尻尾を持っている」という事態を複数集めているパターンですが、このような場合複数はa tail, a nose…など、単数よりも自然に響きます。扱う事態が複数なら複数を優先する、それが英語のクセなのです。

次の文は登場人物が一人ですが、複数回の事態が想定されているため複数が自然です。「1度につき1回のpainだから…」などと細かいことは考えません。

My dad often gets ‘pains’ in the chest.
(父はしばしば胸に痛みを感じる)

もちろん、なんらかの要因で「1」がイメージされる、「1」を強調したい、そうしたときには単数を使ってもかまいません。

My dad often gets ‘a pain’ in the chest ‘when he overexerts himself’.(がんばりすぎると…)

when 以下のくわしい状況設定がついたために、ある1つの状況が問題になっている感触が出てきます。ですからa painでおかしくないのですよ。

You all have to buy ‘a ticket’ before entering.
(入場の際には1枚ずつチケットを買うように)

「1人1枚」を紛れなく伝えようとしていますね。

CD-ROMでは「=」の文に含まれる複数について考えましょう。


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