したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

look for の訳について

43ニャンコヴィッチ★:2009/11/21(土) 16:54:13 ID:???0
110さん、ヨシカワさん

ヨシカワさんが紹介してくれたページ(ヨシカワさん、ありがとうございます)の
---
例えば、forの根底には、ear-markingつまり「一定の用途を念頭に置きながら、取り分けておくこと」という意味があるので、forの目的語とされるものは、何らかの形で何かを受け取っている、あるいは何かがたどり着く先というニュアンスを見てとれるといった趣旨の説明を展開してくれるのです。対するtoの方はどうかと言えば、単にAとBとの結びつきを示すにとどまるとしています。
---

◎「forの目的語とされるものは、何らかの形で何かを受け取っている、あるいは何かがたどり着く先というニュアンスを見てとれる」
110さん、私が何度も何度も混乱すると言っているのは、この『for』の「何かがたどり着く先というニュアンス」と、110さんが『to』の本質とする「イメージ上の到達」が識別しにくい、ということです。

◎「toの方はどうかと言えば、単にAとBとの結びつきを示すにとどまる」
私の先の発言、
「「to」:(listen to の場合のように)目的に繋がっている。あるいは、そこに至る道がある程度見えている。」
と同じですよね。

---
もう一つ、forとtoのニュアンスの違いを知る上で格好の例があるのでご紹介します。…
(12) He left to London.
(13) He left for London.

(14) Is this the train to London?
(15) Is this the train for London?

ここでの (12)と(14)でのtoは、目的地に着くことが前提になっている点、forと違うと言うのです。なるほど、こういった視点で考えると、toは上でも申しあげたとおり、AからBへという線上の移動というイメージがあり、そこから、終点にたどりつくのは当然ということなのでしょう。これに対して、forは ear-markingが本質だという視点から考えると、上の(13)は、いろいろな目的地があり得る中、ロンドンがearmarkされたと言え、また、 (15)も様々な目的地に向けて種々ありうる電車の中で特にロンドン行きがearmarkされたと言えます。このことから、両者を通じて、earmark されたよと言っているにとどまり、目的地に到着するか否かはこのforの守備範囲の外であることもわかろうというものです。
---

◎ここではたしかに、「toは、目的地に着くことが前提になっている点、forと違う」とありますが、それはあくまで「toは…AからBへという線上の移動というイメージがあり、そこから、終点にたどりつくのは当然」というだけの話です。
『to』のイメージの本質は、あくまで「AからBへという線上の移動」であって、「到着」はそれに必然的に付随するものに過ぎないということです。

◎「目的地に到着するか否かはこのforの守備範囲の外であることもわかろうというものです。」
というのは、『for』のイメージ=「到達していない」ということではありません。
あくまで「到着するか否か」は意識していないということです。
これも、私の先に発言、
「「for」:目的は決まっているものの、そこに至る道が未知数、あるいは(I left for London.の場合のように)その道にあまり関心が向けられていない。」
と同じです。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板