したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

接続詞の小部屋

15算数K★:2009/09/12(土) 23:26:23 ID:???0
Diderotさん>>13、お久しぶりです。パーヤンさん>>10>>11が過去ログから引っぱり出してくださったやり取りも懐かしいですね。折角なので、そのやり取り>>11を受ける形で、Diderotさん>>13の問題に対する私の仮説を述べたいと思います。

Diderotさん>>13の疑問「A as 〜 as BはA≧Bであるのに、なぜA as soon as Bはそうはならないのか」に対する私の回答(仮説)は単純です。過去ログ>>11でのvoltaire(Diderot)さんの「表現」と「心理」に『現実』を加え三者を分けて考えるのです。 A as soon as B は、「表現」としては一般の A as 〜 as B と同様あくまで《A≒B》(110さん>>14のご説明の通り)、「表現」+「心理」としては《A≧B》(過去ログ>>11の通り)、しかし『現実』としてはほとんどの場合《A<B》、ということではないかと思います。要するに、ほとんどの場合、『現実』《A<B》とそれを誇張した「心理」的「表現」《A≧B》が矛盾しているように見えるだけで、「表現」+「心理」《A≧B》としては例外でない、というのが私の仮説です。

A as soon as B は、その強調 no sooner B than A と比較して考えると、いみじくもどちらも「Bするや否やA」と訳されるように、『現実』には「BしたあとすぐにAした」のに、原初的な「表現」+「心理」としては「Aしたのはすぐだった、Bするのが終わらないうちにAしたほどすぐだった」という誇張表現だったのではないかと思われます。はじめの例 I came as soon as I heard the news. なら「ニュースを聞き終わらないうちにこちらに向かったほど、すぐに来たんだ」というように、すぐというキモチ《A≧B》を『現実』《A<B》に反してでも誇張して伝えたい形なのではないか、ということです。

「表現」+「心理」《A≧B》に対する訳「するや否や」は古臭くても適切であると思うのですが、それを「するが早いか」とするならまだしも、「するとすぐに」と無意識に『現実』《A<B》に即して意訳してしまうことが多いからこそ、原初的な「表現」+「心理」《A≧B》という誇張のニュアンスが薄れ、 as 〜 as としては例外のように感じられてしまうのではないでしょうか。私には、英語の比較表現(同等)の問題というより、英語に限らない誇張表現(修辞)の問題のように思われてなりません。過去ログ、手もとの例文、辞書の説明から考えた仮説にすぎませんが、いかがでしょうか?


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板