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ノート

75千手:2009/08/26(水) 01:49:49
(つづき)

「 顧ふに土佐の最も能く統一せられし時代は立志社時代に外ならず、畢竟するに自由民権
の論は時代の新智識に属し、進歩せる歐米の思想よく土佐人特徴の理性に投合せるが
為めに統一の効果を奏せる者にして、既にして其理想の衰ふるや、土佐は忽ち衰萎に就き、
四分五裂の陋態に陥れるにあらずや。」(前掲書、PP795-796、明治四十二年)

土佐人の薩長や米沢に及ばぬ理由を風土的な条件から論じたもの。
この板垣の意識のなかに『土佐日記』は存在したか?
論じられるほどに読んだことはないのだろう。
こうした板垣の文章に、かえって貫之の苦労が推測される。


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