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ノート

56千手:2009/06/25(木) 19:24:14
ブラームスのop.117、ショパンのノクターン、シューマンのクライスレリアーナなどを聴いて、
思うのは、低音の響きをペダルを使って長く強烈に強調するとき、狂気の暗さのような暗いものがその音にぴたっとくっついてくることだ。
これはすごい。
クライスレリアーナなら、はじめの1曲、2曲がいい。この曲はわたしはホロヴィッツを基準に聴いているが、
最後の7曲、8曲目はホロヴィッツの方がよいと思う。「人生は意味もなく過ぎ去る」ということへの苛立ちなどは、不可避に流れる時間の表現が欠かせないだろうからだ。勝手な聴き方には違いないだろうが。
ブラームスもop.117,118,119と3曲収められている中で、op.117が一番いい。これも低音部のどうしようもない暗さの表現がいいのだ。ブラームスのそれが、ぴたっと立ち顕れてくるのだ。
 大胆な暗部の表現、メロディーの進行を気にかけない彼の演奏によってはじめて表現することができたものがそれだ。


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