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28千手:2009/03/07(土) 10:54:54
この話をしておこう。
飛騨には嶽(ダケ)がある。乗鞍嶽、笠ヶ岳。
飛騨の熊はいざという時には嶽の方に入っていくはずだ。
そこまで人間は入ってゆくことができない。
一度乗鞍の山腹に熊を追っていって、霧氷の流れる河を体験した、と橋本繁藏さんは言っていた。
その流れにちょっとでも触れたら、何百メートルも飛ばされてしまう。
熊でもぶっ飛ばされてしまう。
---こんな光景を誰も見たことがないのではないか? 見て、生きて帰った人が他にいるのか、と思う。
その向こう側に熊がいるはずだった。
その、嶽から吹き降ろしてくる霧氷の流れる河を、二キロも三キロも下がって、やっと向こう側に渡れたという。
 嶽があるから飛騨の熊は生きてゆける。橋本さんもそう考えているようだった。


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