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ノート

13千手:2009/02/11(水) 11:57:06
次に上記6-4のインドラの介入というシーンについてのデュメジルの受け止めを紹介する。
こじの節はデュメジルの著書のなかで最も偉大なページだろう。
ドゥルーズの戦争機械論はこのデュメジルの発見から理解することができるのだが、それをまともに解釈したものをわたしは寡聞ながら知らない。

ここでは自ら戦う神であり、兄弟神マルト神群で最も優れた、英雄集団を統率するインドラが、
ガンダルヴァの王である呪術神ヴァルナに対置されている。すなわち、もはやわれわれは
祭司的な「至上者」固有の神話体系を越え、それが軍事的指導者の神話体系と激しくぶつかり合う
劇的な合流点に立っているのである。
(デュメジル前掲書6-5)

戦士結社が浮かび出てくるのだ!


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