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詩・歌・管・弦 part 2

169千手:2009/01/08(木) 04:12:29
承前
鶴見俊輔さんがとても的確な捉え方をしている。
>自分ひとりを相手にして、自分ひとりで芝居をしていて、楽しんでいる。p。120
と。主に宇治の施設での最後の十年の生活についてのことだ。この批判的な眼差しに少し驚いた。
 それがさらに、肯定的な捉え方でもあるということが次のところからわかる。
>和子は戦後、政治に出ていたら、当選してますよ。それから一回ぐらいは大臣をやれたでしょう。それが彼女にとって大変にまずいことになっただけなんだ、好きじゃないんだから。それは宇治の施設で自分の部屋で一人芝居しているほうがいいんですよ。それも自分の幸運と思うだけの見識が、彼女には具わっていた。
 鶴見和子の晩期十年の短歌をどう肯定的に捉えられるかを思慮しているのだが、「ひとり生活の処世術」として大きな意味がある仕事だと言えないか、と思っている。


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