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詩・歌・管・弦 part 2

134千手:2008/07/25(金) 07:13:22
拙論:「鶴見和子歌集『回生』」を紹介します。これもいつ削除するかわかりません。

 ある方から鶴見和子の歌集『回生』(藤原書店)を送っていただいた。入院して歌を作りはじめたということは新聞などで紹介されていて知っていたが、実際に目にしたことはなかった。
 手にとって読んでみると、素晴らしい。その一端を紹介してみよう。こんな歌たちだ。
一、我もまた動物となりてたからかに唸りを発す これのみが自由
二、水、水、といいてウランの火に灼かれしヒバクシャの惨苦あらせてはならぬ カタストロフィ カタストロフィ
三、楡若葉そよぐを見れば大いなる生命(いのち)のリズム我もさゆらぐ
四、猿も鹿も猪も棲むとう七沢に片手片足(へんしゅへんそく)の我 山姥(やまうば)となれり
五、玄関の扉(とびら)開けば山々を渡り来(こ)し風はそこに待ちてあり
六、フル・スピードもて燕(つばめ)自在に飛び交えど衝突せぬを不思議と思う
七、花道を杖もて歩む静(しずか)われ 昔を今になすよしもがな
八、おおらかに死を語りあう友のありてかがよい熄(や)まず我が老いの日々


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