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JUDGEMENT DAY

9ANGEL:2009/03/27(金) 09:12:36 ID:rYj0q9N60
『第五の御使が、ラッパを吹き鳴らした』。

するとわたしは、一つの星が天から地に落ちて来るのを見た。この星に、底知れぬ所
の穴を開くかぎが与えられた。そして、この底知れぬ所の穴が開かれた。すると、その
穴から煙が大きな炉の煙のように立ちのぼり、その穴の煙で、太陽も空気も暗くなった。
その煙の中から、いなごが地上に出てきたが、地のさそりが持っているような力が、彼
らに与えられた。

彼らは、地の草やすべての青草を、またすべての木をそこなってはならないが、額に
神の印がない人たちには害を加えてもようと、言い渡された。彼らは、人間を殺すこ
とはしないで、五か月のあいだ苦しめることだけが許された。彼らの与える苦痛は、
人がさそりにさされる時のような苦痛であった。その時には、人々は死を求めても与
えられず、死にたいと願っても、死は逃げて行くのである。

これらのいなごは、出陣の用意のととのえられた馬によく似ており、その頭には金の
冠のようなものをつけ、その顔は人間の顔のようであり、また、そのかみの毛は女の
かみのようであり、その歯はししの歯のようであった。また、鉄の胸当てのようなも
のをつけており、その羽の音は、馬に引かれて戦場に急ぐ多くの戦車の響きのよう
であった。その上、さそりのような尾と針とを持っている。その尾には、五か月のあい
だ人間をそこなう力がある。

彼らは、底知れぬ所の使いを王にいただたており、その名を、ヘブル語でアバドンと
言い、ギリシャ語ではアポルオンと言う。


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