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新生人工言語論が真実を知っている

39Kakis Erl Sax ◆CcpqMQdg0A:2007/12/18(火) 20:24:26
> エスペラントの目的格を邪魔ものあつかいする理由もわかりません。
邪魔者扱いする理由は、目的格を接尾辞で現すという方法が、SVO文法でなく、
ラテン語や古い印欧語に多いSOV語順に適応した方法であるからです。

彼 父 母 金 渡す といったとき、「を」をつけずに意味を通じさせるには、
「彼が 父から 母へ 金 渡す」といえばすっきりしますが、
「が彼 から父 へ母 金 渡す」といったら、「母金へ」っていう意味だと誤解されかねません。
ゆえに、母と金の間に「へ」を入れるとすっきりするのです。

逆にSVO語順のとき、
「彼 渡す 金 から父 へ母」ならすっきり通じますが、
「彼 渡す 金 父から 母へ」だと、「金父から」と言う合成語だと誤解されかねません。
ゆえに、金と父の間に「へ」をいれるとすっきりします。

「彼が 父から 母に 金を 渡す」とか「(が)彼 渡す (を)金 から父 へ母」なら、
前者は[名詞-格助詞]で統一され、後者は[格前置詞 名詞]で統一されていてすっきりなのですが、
エスペラントの"li liveras monon el patro al patrino"
「彼 渡す 金を から父 に母」といっているような気持ち悪さがあるのです。
与格も奪格も[前置詞 名詞]なのに、なにゆえに「を」だけが[名詞-n]なのかという甚だしい違和感を覚えるのです。
ノシロの「私-W 渡す 金-O から 父 に 母」のような違和感バリバリのジャンク要素が混じったような
気持ち悪さを感じてしまうのです。
もし、[-n]でなく、[(を) 名詞]のような形だったならば、恐らくそういう邪魔者扱いの感情は起きなかったと思います。


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