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新生人工言語論が真実を知っている

18Kakis Erl Sax ◆CcpqMQdg0A:2007/12/17(月) 22:15:44
エスペラントの言語学的不備として、やや顕著と思われるものに受動態があります。
受動態は「estas + 動詞-受動分詞-a」で表されます。
長いですね。
アルカでは「動詞 + yu」だけで簡単なのですが。
estasの部分で時制情報、受動分詞の部分でアスペクト情報を表します。
ただ、受動分詞部分は必然的にatならば現行、itならば完了、otならば将前という情報が含まれることになります。
つまり、muso estis mang^ataは、"rat was being eaten"(鼠は食べられていた)になってしまい、
アスペクト情報なしの"rat was eaten"(鼠は食べられた)を表すことは出来ません。
仮に、muso estis mang^ataは"rat was eaten"も含むとしても、それでは曖昧というものです。

アルカの場合、"rat was eaten"は"kamt xon-a yu"(鼠 食べた られ)、
"rat was being eaten"は"kamt xon-as yu"(鼠 食べていた られ)で簡単なのですが。

あと、アスペクト一般を"estas + 動詞-分詞-a"で示すのは煩雑なのではないかと考えなくもないです。
"動詞-時制-アスペクト"の方がだいぶ分かりやすいと思うのですが。
しかもアスペクト数もエスペラントより細やかですし。
"xon-ep" 食べようとする(将前)
"estas mang^onta"

"xon-et" 食べ始める(開始)
"komenkas mang^i"

"xon-es" 食べている(進行)
"estas mang^anta"

"xon-ek" 食べ終える(完了)
"estas mang^inta"

"xon-en" 食べてある (影響)
不明


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