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エスペラントの思想と国家権力
945
:
ame
:2008/12/15(月) 21:39:50
私の意見は、ここまではおおむね保守派の論旨と同じです。
が、「戦争は状況によってはやむを得ず」だとしても、やはり戦争なんてない方がいい。
戦争撲滅のため、世界が一つになるべきであると私は感じます。
しかしこの意見は、コスモポリタニズム的な発想でもありません。
「戦争は絶対悪だ。絶対にしてはいけない」と主張するためには、戦争を絶対的な悪として道徳的に規定する秩序がなければならないと考えます。
道徳などというものはそもそも、ある共同体の共通利益を確保するために作られたもので、それは非常に脆く壊れやすいものではあるけれど、それが立てられるには一定の動機と目的があるわけです。
然るに現在の国際社会には、「戦争は悪いことだ」と規定する秩序がない。
国際連合はあるけれども、この機関は「悪いこと」をした国家を超越的に制裁する術を持っていません。
一般に「犯罪は悪」です。国家という秩序がそれを許さず、国家が犯罪をした者を制裁できるからこそ、犯罪は悪であると言い切れるのです。
したがって、「戦争が悪」と言い切るためには、それを許さない秩序が存在し、それをした国家に制裁を加えうる超越的な「世界政府」なるものが必要です。
いったい何十年何百年経つかわかりませんけども、人類や国家が一つのきちんとした秩序を形成したときに初めて、戦争が許されないものとなることでしょう。
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