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エスペラントの思想と国家権力

897KamelioJapana:2008/10/21(火) 19:12:39
>「日常生活に関する語彙・表現の不足・混乱を、意識的に解決していくべきだ」

当たり前のことです。言語としてのEとの発展は一つの例外規則を除いては、全く民族語と同じ発展過程を
辿るとしたザメンホフの見解は至極当然のことだし、実際にEの今に至る歴史はそうでした。

松戸様の勘違いは、百歩譲って「エスペラントは使われているうちに自然に発展し、統一される」と云う、
言及を何処かで読まれたにしても、それを文字通り、あたかもある種の自然現象の様に「ひとりでにper si mem」
の様に解されてはいないでしょうか。

人と人同士のkomunikoが在って成立する言語であるなら、必ず個々人の努力がその進化には介在します。
その事は、文学作品から日常会話に至まで、その影響力の大小の違いはあるにせよE120年の歴史が織り成す
様々な試行錯誤の努力の蓄積を見れば一目瞭然です。

今現在もそれぞれのE-istoがEで新たな文章を書いたり、発話したり、即ちEで他のE-isto(j)に発信する
事がEの発展に、従って貴方の仰る問題の解決に寄与しているのです。勿論、Eのniveloの高い人たちは、
そのことに関する意識的な取り組みも行っています。

しかし、殆どのE使用者が母語学習後の第二言語としてそれを獲得せねばならない事と自分の母語以外の
人との交流を旨とする本質的に非日常性という国際補助語としてのこれまでの「避けられない」宿命かつ属性が、
貴方がご指摘の問題解決の過程を難しくしているのです。

逆に言うと、私がこれまで云ってきたようにE使用者がEを用いる場面が拡大される事が、換言すると、
「日常生活に関する語彙・表現の不足・混乱を、意識」するほどにE界の量的かつ質的発展が先ず重要だと思うの
です。

私が、松戸さんと異なるところは、これまで何度も云いましたが「日常生活に関する語彙・表現の不足・混乱」
がE界の拡大を阻害しているのではないと言うことです。


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