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エスペラントの思想と国家権力
69
:
Kia-kablo-mi-estu?
:2007/03/14(水) 22:55:55 ID:POgwMc5E
民族的共同体の規模が比較的小さい場合は、方言が発生することはありませんでした。
しかし、山川等の地形的影響や近親婚を避けるために居住地が偏在するするようになると
当然方言の出現は避けられません。
そこで支配的統治を貫徹させるためには、民族的言語の均一化や近代風的に言うと共通語
や標準語の強制がどうしても支配階級にとっては必要不可欠なものになるのです。
共同体または国家間の戦いに勝った方は特に新たに勢力を広げたテリトリーに異民族を
抱えるのが常でしたから(強制的に異民族をその土地から追い払うこともありましたが、
新たに獲得した支配地が広かった場合は権力による長年の居留者の強制的排除は支配者達に
とってもコストが高くつきましたから、もっと巧妙な支配が要求されました。)、
賢明な支配者は多数派民族である彼らの言語を被支配民族の居住を許可するのと
引き換えに彼らに強要したのでした。なぜなら長い目で見るとそれが彼らを多数派民族に
同化させる最も効果的な手段であったからです。
言語を介して民族文化(生活様式だけでなく神話等を含めた民族的イデオロギー)が
再生産され固定化されていきます。
多くの民族国家と呼ばれるものは、実は国家権力により民族意識が再生産されて
出来上がったものであり、10万年ほど前に人類がアフリカから出発して以来、
最初の定住地において自然に形成された血縁的共同体(氏族共同体)や原初の
民族共同体とはかなり異なったものです。
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