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エスペラントの思想と国家権力
657
:
ladio
:2008/04/06(日) 00:56:46
>私はエスペランチストはむしろ政治経済社会問題に関する活動に出来るだけ参加することがEの拡大発展にとって、
>長期的には有利な結果を齎すと考えております。世界平和や民主主義の発展に少しでも寄与していくことはEの出番
>を増やすための地均しと考えています。
なるほど、大衆迎合な方法をとろうとする私とは考え方が違うようですね。
私は、公的な立場にあるE組織が「政治経済社会問題に関する活動」に参加することは
間違いだと思います。それは、エスペラントを少しも拡大させません。
なぜなら、一般市民はというより大衆はそれに対してどん引き
してしまうからです。一般大衆は幸せに暮らしたいと考えています。
それは、格差を是正したいとか、民主主義を発展させたいとか言うことではありません。
せいぜい自分と愉快な仲間たちがくだらない冗談を言って笑っていられればいいという程度の
次元の低いものです。そして、その中のいくらかの人は愉快な仲間を増やしたいと考えます。
さらに稀な人はその仲間を外国まで拡張したいと考えます。
そういう人にこそエスペラントを広めるべきなのです。
ところが、今エスペラント組織は眉間にしわを寄せた活動しています。
やれ世界平和だのやれ民主主義の発展だの憲法9条という六法全書的問題まで引き出しています。
大衆はそんなことは知ったことではないのです。勿論戦争はいけません。
それは大衆もわかっています。しかし、大衆は自分が平和ならそれでいいのです。
アメリカによる戦争は問題です。中国によるチベット弾圧も問題です。
しかし、大衆はもっと深刻な問題を抱えています。
友達に嫌われたらどうしよう。こんなことを言ったら相手を傷つけるのではないか。
大衆はこんなことばかり考えています。その大衆を政治的な活動をしているエスペラント界に
引き込もうとすれば当然大衆は嫌がります。そんなことをしている人は「我々」ではなく「彼ら」
だからです。「我々」とは普通の人です。次元の低い大衆です。しかし、確固たる組織です。
それは、喫茶店でのおしゃべりという甘い時によって結びつけられた一つのグループなのです。
それに対して「彼ら」とは住む世界の違う存在です。彼らは政治に積極的に参加し、
いつも難しいことばかり考え、おしゃべりでなく会議をしています。
「彼ら」は「我々」と違うのです。つまり部外者なのです。絶対に大衆は「彼ら」に
近づこうとはしません。自分が「彼ら」になり「我々」から隔絶されるのをおそれるのです。
だからエスペラントを広めようとするなら、「彼ら」は「我々」になりすまさければなりません。
それはまるでマルチ商法が広まるような方法です。
「彼ら」は「我々」のふりをして「我々」を誘わなければなりません。
喫茶店での甘いときが絶好の機会です。
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