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エスペラントの思想と国家権力

570KamelioJapana:2007/12/09(日) 23:04:40
失礼しました。時間が無かったので、私の場合、短時間で文を書く場合はEの方が
書きやすいのです。まじめに議論したくないということでは毛頭ありません。
Papageno様には理解して頂けるものと思っての所業でした。

貴方と論議する前には、文化の定義が必要ですね。
例えば、muzikoはただの音の組み合わせなのですかね。muzikoは既に様々な音の「合理的」な
組み合わせという表現を意味するもので、既にただの雑音とは違います。muzikoはそれ自体
文化といえるのです。

>文法も語彙もそれ自体文化ではないですか?

私も正確さを書きました。語彙と書いたのは少し違いましたね。
正しい言い方は音韻体系と統語法からなる、です。

言語を語る場合誤解があるのですが、例えば、人工言語のEやIdoやInterlingua
等のそのものは文化ですか。
ロマン・ロランは「エスペラントは単に言語であるばかりでなく、社会問題である。」という
発言にも見られるように言語に関する言い回しには誤解というより社会一般に通用している一般
的認識があるのですね。正しくは、後段は「、E運動は・・・」というのが言語学的見地から見て
正解。

lingvoとlingvajxo, muzikoとmuzikajxoの対応が同じだから、その表す概念も同じ系列に属する
訳ではありません。
lingvoの場合は、人類の発生の極初期の段階から存在していたものです。
文化はlingvoを用いた人類の創作活動(労働といってもいい)が生み出したもので、
決してイコールではないのです。

言語学では、一つの言語の基本構造を分析するとき、その文化的背景やそれにまつわる
人々の意識から完全に抽象してその解明を行うものです。
例えば、ある言語がSVOまたはSOVであるとか言ったものです。

だだ、私が「文化の定義」が必要と述べたのは、言語の所産自体が人類文化の発生であると
定義付ければ、貴方の主張も正しいかも知れません。

ただ、私はそういった見解には組しませんが。。。

「英語帝国主義」という一般的な表現もある意味では間違いでは無いのですが正確さを欠いた
表現ですね。英語という言語そのものには罪は無いわけでして、それを使用する文化を持つ
勢力(つまり民族や国家等)といったものが事の本質的問題なのですね。

「ある意味では」と申し上げたのは、各民族の長い歴史の過程が彼らの言語を
その他の要素、民族文化や伝統といったものから容易に拾出して考えることは
難しいという現実があるから、という意味です。


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