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エスペラントの思想と国家権力

291Kia-kabalo-mi-estu?:2007/06/01(金) 12:53:46 ID:jFG75wqY
>最大の原因は、経済的メリットがほとんど無いという事だと思います。

これは胡人様のお考えですが、私も基本的には、粗、同様な見解の持ち主です。

世の中の動きを注意して見ると、(長期的には)どちらかと言うと無駄や無益にしか
思えないことに多くの人々が心血を注いでいるようです。
「中には百害あって一利なし」としか考えられないことにもです。

そのようなものの判りやすい例として、スポーツ産業が挙げられます。
sportistojが行うような過度の運動は体の老化を早め寿命を短くします。
勿論、適度の運動は身体に良いことは言うまでもありませんが、何にでも云える事で
ありますが、過ぎたるは及ばざるが如しで、筋力の使いすぎは活性酸素を多量に生み出し
血管や内臓の細胞を傷つけてしまい結果として老化を促進します。

こういった明らかな科学的事実を無視して如何してプロの選手が社会的に養成されてきて
いるのでしょう。
それは、この社会を維持していく上での経済的メリットが大きいからです。
誰にとってでしょう。実はこれが大変重要な問題なのです。

先ずは、スポーツ選手自身でしょう(ただし結果としてある程度成功した)。
でも何故多くの選手がお金のためとはいえ、寿命を削ってまでプロに成ろうとしたの
でしょうか。

それは学校の保健体育教育やマスコミはプラス面だけを誇張して子供や若者に
吹聴しマイナス面は、故意か否かは別としても、極力、採り上げないようにしている
からです。かくして、沢山のプロのスポーツマン候補が互いにしのぎを削る事に
なります。人類史に於いてこのプロセスは近代国家が確立される前から綿々と続いて
きた事ですね。

次には選手OB(OGも)のためです。一定以上の年齢に達しプロとして生活していく限界に
達したとき、スポーツ界に残って食いつなぐためには世代間の協力は欠かせません。
コーチ、審判、解説者、役員等になった彼らを若い現役のsportistojが、表向きはともかく
実質的には、支えているのです。
彼らは最も模範的と言える「世代間支え合い集団」でもあります。
そしてその多様性にも拘らず社会的かつ政治的には最強の圧力団体でもあります。

最後ですが、問題を考える上で鍵となる最も重要な受益者がいるのです。

スポーツ、特に試合競技や格闘技(英語ではgameやmatchである)と言うものは、元来、本能的な
人間の闘争心を少なからず満足させるものであります。
(中途に成りましたが時間ですので、次の機会に続きます。)


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