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エスペラントの思想と国家権力

145Bonsano:2007/04/16(月) 10:10:07 ID:Gdm97ay2
>すべてのこの社会の悪の原因は、生産力と生産構造との矛盾である

正しくは、
社会発展の原動力は生産力と生産関係の矛盾である。

>生産構造

生産関係か?経済社会構造か?
生産関係と経済構造とは少し違います。
マルクスが定義した生産関係とは「生産にあたってその社会の中で人間と人間とが
取り結ぶ関係のことです。単純に言って人間関係のことです。

>あきらかにマルクス自身が、明確なものを持っていなかったのである。

これは言いすぎでしょう。
現在のように統計学的手法を駆使して理論立てを行うには当時としてはかなり難しかったので
作業仮説的なものがかなりあることは言うまでもありません。

マルクスの功績はそれまでの古典経済学においては曖昧であった労働力とその消費過程である
労働とを正確に定義しなおしたことです。
それを基に労働力の商品化のからくり。
換言すれば剰余労働の発見、又は、支払い労働と不払い労働の区別。
その比率の決定権が労働者個人にはないこと。
そして商品価値が資本主義的競争(市場における競争)を通じて
価格という形であらわれること。

>上着とリンネルが交換されると、この違ったものに共通するのは生産に要する投入
労働量の単位だけだとするが、そこでは一つの交換が恒常的に行われうる条件、
つまり統一的市場ネットワークについて触れてもいないのだ。

この誤りはよく指摘されることであります。資本主義的生産を前提としてしか
この理屈は成り立たないです。
しかし彼は意識的か無意識的かは分かりませんが、これに関しては資本の分析を進める中で
理論的に克服しています。

>また、欲望の充足度という共通の基準がありうることについて検討もされていない。
これは、論理的ミスである。

これはどういうことか分かりませんが、マルクスがどこかで言っていましたっけ。


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